2021/09/04(土)09:03
菅首相ドタキャン、女性首相の誕生は
菅内閣は、このところ世論調査で不支持が高まる一方。
自民党の総裁選に出馬し政権が存続すれば、野党に風が吹くところだった。
菅氏のドタキャンで、総裁選は岸田文雄氏と河野太郎氏との戦いか。
いずれにしろ、今回は女性首相誕生の目はなさそうだ。
小渕優子氏(47歳、竹下派)は、総裁選出馬の声が聞こえない。
所属の竹下派の竹下亘会長(74)は、元首相の娘である小渕氏を日本初の女性総理に推したいという夢があるが、今はまだその時期ではないと考えていると今年5月に伝えられた。
一時期は女性首相最有力候補とされた、元保守層のアイドル、稲田朋美議員(62歳、細田派)は、今年の8月「総裁選についての大量の報道を見ていると、党内がすごくざわついている感じを受けます。こういう時はあまりガタガタしない方がいいんじゃないかな、と私は思いますね。自民党が政権を失った2009年、麻生内閣の末期も内閣支持率が低迷し、党内はガタガタしました。焦ると、かえって良い結果は得られないんじゃないかと思っています」と語ったと報じられた。
保守層は稲田氏が変節したと怒りを買っていると噂される。
野田聖子議員(61歳、無派閥)は、ロックバンド・クイーンの大ファン。
今年の2月、二階幹事長の誕生日を祝う会で、二階氏が「男とか女とか、そんなことはあまり関係ない。ただ、女性の首相が誕生したときに、それを支える体制が女性議員の側に整っているかだ」と二階氏が語るのを聞いて、凍り付いていたと報じられた。
野田氏は無派閥で、女性議員の支持は少ないとされる。
9月3日、野田氏が総裁選へ出馬する意欲を周囲に示していることが報じられた。 立候補に必要な20人の推薦人が確保できるのかが焦点。
高市早苗議員(60歳、無派閥)は、大学生時代、ヘヴィメタルロックバンドでドラムを担当していた。
8月10日発売の「文藝春秋」9月号でいち早く「総裁選に出馬します!」と宣言。
立候補に必要な「推薦人20人」を確保できるかが、今後の焦点。
自民党は人材豊富だな。