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2023/06/14(水)06:00

ロシア義勇軍団、自由ロシア軍団の活躍と反プーチン勢力の胎動

ロシア、ソ連(108)

 6月に入り親ウクライナ部隊、反プーチン武装集団による、ウクライナ側からロシア西部ベルゴロド州に入っての越境軍事活動が活発化している。 ウクライナ軍による大反転攻勢が報じられていない段階において、反転攻勢の主役は親ウクライナ派とも呼ばれるロシア人主体の「ロシア義勇軍団」と「自由ロシア軍団」。兵站の攻撃ではウクライナのロシア占領地区 ロシア人がロシアの国内で軍事活動をする分にはウクライナ政府の活動と別とするか、ウクライナ軍から武器を供与されているので、武器弾薬の供与元の諸国との約束違反となるかが問題とされている。     ​​​ロシア義勇軍団​出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ロシア義勇軍団は、ウクライナを拠点に、ロシア連邦のプーチン政権打倒を掲げて活動するロシア人の義勇兵部隊である。2022年ロシアのウクライナ侵攻においてウクライナ側で戦っており、ロシア本土のブリャンスク州へ越境しての攻撃や武装蜂起を呼び掛けるプロパガンダ活動も行なっている。 ウクライナはロシアから全面的な侵攻を受ける前の2014年、クリミア半島と本土東部をロシア及び親ロシア派に占拠され、東部では断続的に戦闘が続いてきた(ドンバス戦争)。ロシア義勇軍団は同年以降、ウクライナのアゾフ連隊などで戦ってきたロシア人右翼の義勇兵を集めて、2022年8月にウクライナ領土防衛隊の部隊として結成された。 創設者のデニス・カプースチンはドイツ育ちのロシア人で、2018年頃にウクライナへ拠点を移したと報じられている。 自由ロシア軍団とは異なり、軍団の指導者層は、捕虜になった後に「軍団」に入った元ロシア軍人ではなく、ウクライナに住むロシア右翼の移民に依存している。  ―  引用終り  ―     ​​​自由ロシア軍団​出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 自由ロシア軍団またはロシア自由軍団は、ロシアのウクライナ侵攻に伴い、ウクライナを防衛するため2022年3月に結成されたウクライナ軍の軍団である。ロシア軍からの離反者の他、元々軍隊に所属していなかったロシア人やベラルーシ人の義勇兵で構成されている。 この軍団は袖章としてロシア国旗ではなく、白青白旗を使用している。  ―  引用終り  ―      ​​​複数のロシア兵捕虜を獲得​親ウクライナのロシア人武装集団2023年6月5日 ロイター 親ウクライナを標ぼうするロシア人のパルチザン部隊「ロシア義勇軍団」は4日、ロシア領への越境作戦中に複数のロシア兵を捕虜にしたと明らかにした。 ロシア義勇軍団が通信アプリのテレグラムに投稿した動画には、捕虜になったとみられる十数人のロシア兵が登場し、2人は病院のベッドに横たわっている。別の親ウクライナのロシア人武装集団「自由ロシア軍」もテレグラムに同じ内容の動画を投稿した。 ロシア西部ベルゴロド州のグラトコフ州知事は、兵士がまだ生きているのであればロシア義勇軍団と会談すると合意していた。ただ軍団メンバーの1人は動画で、グラトコフ氏は指定した場所に姿を見せなかったと述べた。 このメンバーは「われわれは既にロシア兵の処遇を決めている。彼らはウクライナ側に移送されるだろう」と説明した。  ―  引用終り  ―     ​​ ロシア兵はロシア国内で法に照らしてロシアで処遇を決めるのが本来と思うが、「ウクライナ側に移送」するのはなぜだろう。 ロシア国内では戦争の継続に関わる施設での爆発・火災が相次いでいる。圧政の中でのパルチザン、反体制派の活動が活発化しているようだ。 6月1日、ロシアの国営テレビで野党政治家がプーチン大統領の更迭を求める発言をした、と英デイリー・メールが報じた。ウクライナ侵攻以降、初の出来事。 反プーチン勢力も勢いが付き始めたのだろう。ナワリヌイ派の首都モスクワでの抗議活動が報じられている。     ​​​ロ各地で抗議、45人以上拘束​異例、獄中活動家呼びかけ2023年6月5日 共同通信 ロシアのプーチン政権と対立して刑務所で服役中の反政府活動家ナワリヌイ氏の呼びかけに応じて4日、ロシア各地で同氏解放を求め、ウクライナ侵攻を続ける政権に抗議するデモが行われ、人権団体によると45人以上が拘束された。ウクライナ侵攻後、当局が締め付けを強める中での異例の抗議活動となった。 人権団体「OVDインフォ」によると、厳重な警備が敷かれた首都モスクワ中心部の赤の広場やプーシキン広場で「ナワリヌイに自由を」と書いた紙を掲げるなどした人が次々と拘束された。 極東やシベリアなどの各都市でも複数が拘束された。極東ウラジオストクの広場では、当局が厳戒態勢で抗議行動を防いだ。  ―  引用終り  ―     ​​ 妙な内容のロシア側の内紛が公開された。 民間軍事会社のワグネルは、酔っぱらって、部下にワグネルへの発砲を命じたロシア正規軍のローマン・ベネティビン中佐を拘束した。     ​​ロシアの傭兵部隊・ワグネルが​正規軍の中佐を拘束し尋問映像公開​2023年6月6日 東スポWEB ロシア軍の内紛が激化している。ロシアの傭兵部隊・ワグネルがロシア正規軍の中佐を拘束し、尋問した映像を4日、SNSに公開した。その映像をウクライナ内務大臣顧問のアントン・ゲラシチェンコ氏がツイッターで拡散している。 エフゲニー・プリゴジン氏が創設した民間軍事会社ワグネルの傭兵部隊はウクライナ侵攻における最激戦地バフムトの戦いで大きな戦果をあげてきた。一方で、プリゴジン氏が力を持ちすぎ、クーデターを起こすのを恐れたロシア正規軍がワグネルへの弾薬供給を渋り出したといわれる。反発したワグネルがバフムトの最前線から撤退を開始し、入れ替わりで正規軍が最前線に入っている。  そんな中、ロシア正規軍の第72旅団の指揮官ローマン・ベネティビン中佐を拘束した。プリゴジン氏がSNSに尋問映像を公開した。ベネティビン氏は「酔っぱらって、部下にワグネルへの発砲を命じた。ワグネルに対する個人的な嫌悪感だ」と言い、謝罪した。  2日にプリゴジン氏はSNSで「ワグネルが撤退するルートに国防省当局が地雷を敷設した。部下が地雷を見つけた」と批判の声明を出した。その直後にベネティビン氏を拘束したのだから、報復合戦が行われているのかもしれない。  ―  引用終り  ―     ​​ウォッカ・ジョーク 「酔っぱらうってどういうこと?」「ここにグラスが2つあるだろ。これが4つに見えだしたら酔っぱらってるぞ」「グラス1個しかないよ」     ​​ロシア人女性に聞いた結婚したい人 3位 よく働く人 2位 暴力を振るわない人 1位 ウォッカを飲まない人     ​​「ウォッカは18歳未満のお客様には販売できません。生産が追い付かなくなるためです。」     ​​ 悲しいロシア人:ウォッカを飲む 寒いロシア人:ウォッカを飲む ケガしたロシア人:ウォッカを飲む ロシアの赤ちゃんを寝かせる:ウォッカを飲ませる ロシアのウォッカ:ヘルスケアである     ​​ 国際会議で「コロナ禍の今、何が必要か」について話し合われた。 アメリカ人が言った。「勇気だ」 ドイツ人が言った。「ルールだ」 フランス人が言った。「愛だ」 日本人が言った。「技術だ」 最後にロシア人が言った。「ウオッカだ」 みんなが不思議そうに聞いた。 「ウオッカを飲むとウイルスを抑制できるのですか?」 ロシア人が答えた。 「ウイルスを抑制することはできない。しかし、不安を抑制することはできる」​     ​

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