テーマ:中国&台湾(3311)
カテゴリ:中国、台湾
太魯閣、太魯閣渓谷は中華民国・台湾の人々にとって、日本人の霊峰富士、富士山のような象徴的存在。 社名にも「太魯閣」は頻繁に使われている。「タロコ」は台湾原住民タロコ族の言葉で「連なる山の峰」の意。 台北、新竹、高雄は産業中心の都市。 風光明媚な太魯閣渓谷がある太魯閣国家公園は 花蓮県北部にあり、 総面積は9万2000ha 台湾の国立公園。 台湾の象徴である太魯閣渓谷に台湾東部沖地震で甚大な被害が生じた。 台湾地震で甚大な被害 復旧に5年以上か 産経ニュース 2024年4月9日 20時10分 台湾東部沖地震は10日で発生から1週間。甚大な被害が出た花蓮県の有名観光地、太魯閣(タロコ)渓谷について、台湾当局は無期限の閉鎖を決定した。現地メディアによれば、復旧には5年程度かかる見通し。観光が基幹産業の東部地域にとって経済的打撃は計り知れない。 標高3千メートルを超える山々と、切り立った断崖絶壁の間を流れるエメラルドブルーの渓流。台湾八景の一つに数えられる雄大な自然は、毎年約400万人を呼び込む景勝地として知られ、日本人観光客も訪れる。 … (略) … 渓谷内は地震で山崩れが相次ぎ、絶景スポットへ向かう道路も各所で寸断。台湾当局は8日、「復旧のめどが立たない」として無期限の閉鎖を決定した。現地メディアも、地震後に渓谷内を調査した地質専門家の話として、元の状態に戻るには「少なくとも5年はかかる」との見通しを報じた。 花蓮県観光協会によれば、発災後は宿泊施設の予約キャンセルが相次ぎ、4月の予約率は10%を下回り、観光業の損失は53億台湾元(約250億円)に上ると試算。同協会の陳義豊理事長は「過去の大地震でもこれほどの被害はなかった。太魯閣は東部地域を代表する観光地であり、復旧のめどが立たなければ、地域経済は壊滅的な打撃を受ける」と危機感をあらわにした。 台湾の原住民であるタロコ族は非道な日本軍と戦った歴史を持つ。1986年、日本兵の不埒な行為が発端となり発生した「新城事件」で日本軍と戦った。樟脳製造現場の賃金トラブルにより起きた1906年「ウイリー事件」で、1914年「太魯閣戰爭」で勇猛果敢な太魯閣族は日本軍と戦った。
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最終更新日
2024年04月24日 06時00分14秒
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