Eコマースの近未来のトレンド
EC市場は世界中で大きく伸びている。 アメリカのECの傾向は Amazon の売れ筋の傾向。 いずれ日本にも及ぶだろうか。 Amazonの売れ筋カテゴリーから見えた ネット通販「今後のトレンド」 =シバタナオキ 2018年2月6日 MONEY VOICE …(略)… まずは、取扱高の絶対額が大きかった上位4つのカテゴリーを見てみましょう。第1位は「コンシューマ向けの家電」で取扱高が$8.5B(約8,500億円)、前年同期比+4%の成長です。第2位は「ホーム&キッチン」で取扱高が$5.5B(約5,500億円)、前年同期比+20%となっています。第3位は書籍などの「出版事業」で取扱高が$5B(約5,000億円)、前年同期比+3%でした。第4位は「スポーツ&アウトドア」で取扱高が$4B(約4,000億円)、前年同期比+11%の成長になっています。 こうして見ると、ホーム&キッチンやスポーツ&アウトドアは、取扱高が大きいうえに成長率が高いことがよくわかると思います。 逆の見方をすると、コンシューマー向けの家電や出版事業に関しては、成長率がかなり鈍化しているとも言えるでしょう。 …(略)… 次に取扱高の成長率が高い上位4カテゴリーを見てみたいと思います。第1位は「高級コスメ」で前年同期比+47%で成長しています。第2は「日用品EC」で前年同期比で+38%伸びています。第3位が「食料品」、第4位が「家具」で、両方とも取扱高が$1.5B(約1,500億円)、前年同期比+33%の成長です。 …(略)… 市場の大きさも勘案すると、ホーム&キッチン、日用品EC、食料品といったあたりが日本でも狙い目。 第2のカニはいないだろうか。