3769557 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

SAC.COM

PR

全220件 (220件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 ... 22 >

EV  電気自動車

2020年11月23日
XML
テーマ:電気自動車(155)
カテゴリ:EV  電気自動車
 ​​
 2020年10月21~23日、電池関連の展示会「InterBattery 2020」で「ビッグ3」と呼ばれるLG Chem(LG化学)、Samsung SDI(サムスンSDI)、SK innovation(SKイノベーション)の3社がEV関連の展示、技術戦略発表が行われた。​
        

 EV用電池で世界シェア1位のLG化学は、冷却機構一体型電池モジュールや安全性強化分離膜「SRS」の技術について展示した。
 サムスンSDIは、全固体電池の開発ロードマップ公開した。
 2020年素材開発完了、2023年小型セル検証、2025年大容量セル検証。
 2027年以降にセル量産という目標を掲げた。
​        
次世代はリチウム硫黄電池か全固体電池か、
EV火災で安全性に脚光
趙 章恩 ITジャーナリスト
2020.11.06 日経XTECH
  …(略)…
EVの航続距離を800kmに
 会期の2日目にはカンファレンス(the Battery Conference 2020)もオンラインで開催された。
 サムスンSDI常務のTae-il Yoon氏が「2次電池市場の現況および展望」と題して基調講演に登壇し、同社の研究開発について説明した。
 主な発言は以下の通りである。
・自動車メーカー各社の計画や各国の補助金/税制優遇などのインセンティブを考慮すると、EVは毎年30%の販売台数増が見込める高成長市場である。
 EVは電池需要の2/3を占める重要な市場でもある。
・サムスンSDIは主にニッケル・コバルト・アルミニウム酸リチウム正極(NCA正極)を使う。
 ニッケルの割合が90%を超える正極も開発している。
・負極は主に黒鉛で構成されるが、黒鉛だけで性能を高めるのは難しい。
 そこで、シリコンの割合を増やして負極の性能を改善する方案を考案した。
 サムスンSDIの負極は現時点でシリコンの割合が世界最高水準の7%だが、この割合を9~10%に上げるための技術開発に力を注いでいる。
電池の大容量化に向けて、現状のワインディング工法をスタッキング工法に変える努力をしている。
・現在、EVの航続距離はだいたい300k~350kmである。
 21年は500kmになるが、消費者が望む水準には達していない。
 エアコンなどを使うと航続距離が20%ほど減少するので、(カタログスペックが)700k~800kmにならないと不便である。
・サムスンSDIは、既存の全固体電池より大きさと重さが半分の次世代全固体電池を25年以降に公開する。
・自動車の電池パック空間にどれだけ多くの電池セルを入れられるかが容量を決定するが、モジュール単位で無駄な空間をなくして電池パックにセルを直接装着する方式であれば、どの自動車にも簡単に適用できるはずだ。
 空間を最大限に活用するための技術を開発する。
・充電速度も課題である。
 現在のEVは急速充電でも満充電まで40分から1時間はかかるが、15分で80%ほど充電できるようになれば、航続距離500kmのクルマなら400kmは走行できる。
 負極の材料と構造を改良してイオンが速く両極を移動できるようにする技術を開発し、5~10分の充電でも不便なく移動できるようにする
  ― 引用終り ―
        ​

 通常、技術開発は目標を掲げなければ始まらない。
 韓国の企業は実現可能性の高い技術開発に特化する傾向が強いと見受けられる。
 巨大設備で量産・低コスト化は得意領域。

 半導体のようにいずれEV用電池は「韓国」という時代がくるのか。
        ​
 日本は伝統的に「究極」が好きなようだ。
 自動車メーカーではトヨタとホンダが、そして経済産業省が推進していら燃料電池(FC)の時代が来るのか、供給を含めたシステム全体の低コスト化の戦略を中心に不透明なままだ。 






最終更新日  2020年11月23日 06時00分08秒
コメント(0) | コメントを書く


2020年11月22日
テーマ:電気自動車(155)
カテゴリ:EV  電気自動車
 2018年3月、米国カリフォルニア州マウンテンビューでテスラ「モデルX」のオートパイロット作動中に、ドライバーがスマホゲームをしていて、自動車専用道路の分岐点のコンクリート分離帯に時速70.8マイル(約114.2km/h)衝突し死亡する事故が発生した。
 テスラは、オートパイロットに関し、「あくまでドライバーの運転支援に使用されることを目的とした機能であり、ドライバーは(不測の事態などでは)常に運転に介入する準備をしている必要がある」と主張した。
 オートパイロットは、いつでも運転者が運転を代われるように準備していなければならないということ。
        ​
 その後もオートパイロットは随時バージョンアップし、同じレベル2ながら着実に進化を重ねている。
 そして今回、価格のアップがニュースとなった。
        ​
ベータ版でも100万円ごえ。
テスラの「フル自動運転」
2020年11月4日 GIZMODO
夢のプライスは、青天井?
 米テスラ・モーターズは10月30日、同社のイーロン・マスクCEOの予告どおり、「フル自動運転(FSD)」ソフトウェアオプションの価格を1万ドル(約105万円)に引き上げました。
 これに先立ってテスラモーターズの「フル自動運転」ソフトウェアの限定ベータ版がリリース開始されており、一部の顧客は自動駐車やレーンステアリングなどのドライバー支援機能を路上で使用できるようになっています。
 イーロン・マスク氏は価格変更を発表したツイート内で、同社のベータ版が公開されるに伴って世界中の市場でも同等の価格上昇が見られるだろう、と予言。
 彼は以前、「ソフトウェアが年内にはネットワーク全体にリリースされると期待している」ともコメントしています。
        ​
完全自動運転にはまだ達していないけど
 同社が提供するテクノロジーはまさに夢の技術ですが、今の段階ではまだ「フル自動運転」には及ばない、というのが正直なところ。
 テスラ自身もベータ版プログラムのユーザーに対して、同ソフトウェアはいまだ慎重に監視する必要があり、「最悪の場合、誤作動する可能性がある」と警告しています。
 米国自動車技術者協会(SAEインターナショナル)が定義する5段階評価の自動運転技術に照らし合わせると、今回リリースされたテスラのテクノロジーはレベル2相当。
 人間の手がまったくかからない、いわゆる「真の自動運転」とされるのはレベル4以上であり、まだまだドライバーの介入が必要とされる水準です。
        ​
 テスラはこの2年ほど、着実にフル自動運転オプションを値上げしてきました。
 「完全な自動運転車なんて…」とやや懐疑的な世の中に屈することなく、マスク氏はドライバーの「自動運転車って、すごい夢。乗ってみたい!」という熱い思いを着々と利益に還元しています。
 
 価格の推移をみると、2019年5月に5,000ドルから6,000ドルにアップ。
 その半年後には7,000ドルに、今年6月には8,000ドルに跳ね上がりました。
 こうした急激な値上げについても、マスク氏は「享受するテクノロジーに比べれば、大した金額ではない」といった主張を繰り返しており、「10万ドルを超えたあたり」に落ち着くだろう、と見通しを述べていました。
  ― 引用終り ―
        ​
 どうやらテスラは収支を考えたビジネスの道を歩み始めたようだ。
 10万ドルのオートパイロットについて、「金を払うに値する」と考える人物が世界中にどれぐらいいるか、ということが考察のテーマとなる。
 開発費用や価値に見合った顧客を数多く探すのは、けっこう困難な課題。
 多くの自動車メーカーは量産によるコストの分散をはかってきた。 






最終更新日  2020年11月22日 16時00分08秒
コメント(0) | コメントを書く
2020年11月04日
カテゴリ:EV  電気自動車
​​​ 
 2020年10月21日、プレミアムミッドサイズステーションワゴン「V60」、およびプレミアムエステート「V90」、クロスオーバー「V90クロスカントリー」の装備を一部変更するとともに、パワートレインに48Vハイブリッドを導入することで全車電動化を図ったことを発表・発売した。
        ​
 ボルボの乗用車部門ボルボ・カーズは、2010年、米国・フォードの傘下から中国・浙江吉利控股集団の傘下となった。
 「ボルボ設計の基本は常に安全でなければならない」という基本理念を引き継いでいる。
 本社はスウェーデンのイエーテボリ。
 中国を中心に世界各地で現地生産を強化している。
        ​
 中国工場
 2013年:中正汽車製造(ZAMC) 成都
 2014年:大慶・ボルボ・カー製(DVCM) 大慶
 2016年:浙江吉利製造 路橋
 2017年、インドのバンガロールに2018年、米国サウスカロライナ州チャールストンに製造拠点を設けている。
 欧州、中国をメインターゲットとするメーカーらしく、この度日本で販売するV60とV90を全車電動化した。
 V60は、2018年2月にフルモデルチェンジされたステーションワゴン。
 V90は、2017年2月にフルモデルチェンジされたステーションワゴンでV70の後継車。
        ​
ボルボ「V60」「V90」が全車電動化に!
 VAGUE編集部
2020.10.22 くるまのニュース
  …(略)…
新車一般保証も従来の3年から5年走行距離無制限に延長
 ボルボ・カー・ジャパンは2020年10月21日、プレミアムミッドサイズステーションワゴン「V60」、およびプレミアムエステート「V90」、クロスオーバー「V90クロスカントリー」の装備を一部変更するとともに、パワートレインに48Vハイブリッドを導入することで全車電動化を図ったことを発表、同日に発売した。
        
 V60はパワートレインを一新。
 従来の「T5」に代わり新たに48Vハイブリッドモデル「B5」を採用し、エントリーパワートレインとして「B4」を追加した。
 またプラグインハイブリッドモデル「リチャージ プラグインハイブリッドT6」を設定したことにより、V60はすべて電動化された。
 B4・B5には、ISGM(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)による回生ブレーキで発電した電力を48Vリチウムイオンバッテリーに蓄電し、エンジン始動や動力補助をおこなうハイブリッドシステムを搭載する。
 また新世代パワートレインDrive-Eの第3世代となる2リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載している。
 リチャージ プラグインハイブリッドT6 AWDは、253ps・350Nmを発生するスーパーチャージャー付き2リッター直列4気筒ターボエンジンと、240Nmを発生する電気モーターをリアに配置する4WDモデル。
 EV走行のみによる航続可能距離は48.2kmとなっている。
 V60にはエントリーグレードとして「B4モメンタム」を設定。499万円という価格を実現している。
  …(略)…
         
 V90には従来のパワートレイン「D4」「T5」「T6」に代えて新たに48Vハイブリッドモデル「B5」「B6」と、プラグインハイブリッドモデル「リチャージ プラグインハイブリッドT8」を設定した。
 B5パワートレインはISGMによる回生ブレーキで発電した電力を48Vリチウムイオンバッテリーに蓄電、エンジン始動や動力補助をおこなうハイブリッドシステムを搭載している。
 B6パワートレインは、B5をベースに、ターボチャージャーに加えて電動スーパーチャージャーを装着することで、300ps・420Nmを発生する高性能パワートレインだ。
 リチャージ プラグインハイブリッドT8は、318ps・400Nmを発生するスーパーチャージャー付き2リッター直列4気筒ターボエンジンと、87ps・240Nmを発生する電気モーターをリアに配置している。
 EV走行可能な距離は42.1kmとなる。
  ― 引用終り ―
         ​
 
​​​






最終更新日  2020年11月04日 16時00分06秒
コメント(0) | コメントを書く
2020年10月26日
カテゴリ:EV  電気自動車
 
 商用車のEV化計画が続々と発表されている。
 各国政府などによる炭酸ガス排出規制措置や事業系ユーザーのニーズに追い立てられるようにして、実用化がすすめられている。
        ​
日本の商用車EV化の主な動き

●日本郵便
 2019年11月13日、郵便物や荷物の配送時に使用する新デザインのEV(電気自動車)を公開。
 車両は三菱自動車工業の「ミニキャブ・ミーブ バン」で、2020年度末までに東京都を中心とした近距離エリアに1200台導入すると発表。
 2020年1月17日、新宿郵便局で郵便配達業務用電動二輪車の運用を開始。
 日本郵便と本田技研は電動二輪車の実証実験を続けていた。
 運用される車両は、法人用電動二輪車車「BENLY e:(ベンリィ イー)」の郵政仕様車。
 原付一種の「BENLY e:I」と原付二種の「BENLY e:II」。
        ​

●ヤマト運輸株式会社
 2019年11月19日、ヤマト運輸株式会社は、宅配に特化した日本初の小型商用EVトラックをドイツポストDHLグループ傘下のストリートスクーターと共同開発し、2020年1月から首都圏に順次500台を導入する計画を発表。
 2020年2月から、いすゞ自動車株式会社とEVウォークスルートラックの実証実験を開始。
        ​

●佐川急急便

 佐川急便とASFは2020年6月1日、小型電気自動車の共同開発および実証実験を開始すると発表。

 佐川急便株式会社ニュースリリース
【佐川急便】
 小型電気自動車の共同開発を開始する
 ​基本合意の締結について
(2020/06/16)
        ​

 ユーザーの活発なEV開発・導入の動きに追われた形で、日野自動車が商用EV開発促進のため、中国のEVメーカーと商用EV開発の新会社設立に向けて合弁契約を締結したと発表。
 日野は小型EVバスと小型低床EVトラックの投入予定を発表している。
 大型バスはFCEV(燃料電池)。
 ラインナップ上開発する必要性があるのは、中・大型トラックとBEV(バッテリー)バスとなる。 
        ​
日野と中国BYD
​​中国国内に商用EVの新会社設立 ​​
日野ブランド車を市場投入へ​​
2020.10.22 乗りものニュース
 日野自動車は2020年10月21日(水)、中国の深センに拠点を置くEV(電気自動車)メーカーのBYDと、商用EV開発の新会社設立に向けて合弁契約を締結したと発表しました。
​​ 新会社は2021年に中国国内での設立を予定しており、BYDと日野がそれぞれ50%ずつ出資。
 商用EVおよび電動ユニットの開発を行い、主にアジア市場へ展開する構えです。
 まずは、2020年代前半に日野ブランド車の市場投入を計画しているといいます。
  ― 引用終り ―
         ​

●BYD
 BYD(比亜迪股份有限公司)は、中国のEVのトップメーカー。
 2008年12月15日、世界初の量産型プラグインハイブリッドカー「BYD F3DM」を発売した。
 メカ二ズムの独自開発がBYDの特徴だが、外観は既存自動車メーカーのパクリがよく話題となった。
パクリ根性が逆にすごい
…中国車メーカーのデザイン盗用車8選!
2017年04月21日 MOBY

 日本法人のビーワイディージャパン株式会社は、EVバス、EVフォークリフトなどを販売している。

        ​
●三菱ふそう
 規制の厳しいEUのダイムラー・グループ傘下の三菱ふそうトラック・バスは2039年までに全ての新型バス・トラックを電動化し、CO2を排出しない車両にすると、2020年3月26日発表。

​​
​​​​​​​​​​​​






最終更新日  2020年10月26日 15時59分55秒
コメント(0) | コメントを書く
2020年10月17日
テーマ:マツダ車(22)
カテゴリ:EV  電気自動車
 2019年10月23日、東京モーターショーにてマツダは初の量産EVを発表する。
 2020年に発売を目指すそのEVは、発電を担うロータリーエンジン(RE)レンジエクステンダーの搭載も予定されていると報道されていた。
 2012年に生産終了したRX-8以来のRE搭載車だ。
 2020年10月現在、RE市販の兆しはない。
        ​
 ロータリーエンジンは低速域や加速時の燃費は悪い。
 最適の回転域で定常回転すればレシプロエンジンと比べて燃費は遜色がないという。
 回転運動という以外原理は異なるが、ガスタービンエンジンと同様に、大きな回転数変動時は効率が低下する。
 ON、OFFは別として、走行速度に関係なく一定の回転数をキープするレンジエクステンダーのような使い方であれば、燃費はさほど問題にならないとされる。
        ​
 世界中で段階的に強化される環境性能に適合し、省燃費性能(低炭素)も上げつつ、重量や体積の点で高効率なREにするには、SKYACTIV-Xのような点火方式、燃焼方式の技術革新や表面処理などによる低抵抗化、素材の革新による軽量化などの総合的な磨き上げが必要だ。

 東京モーターショー2019で発表されたマイルドハイブリッドの「MX-30」​が2020年10月8日発表された。
 最大の特徴はRE搭載ではなく、前後のドアが「観音開き」であることだった。
        ​
【マツダ MX-30】
…価格、EV、ロータリーレンジエクステンダー、ターゲット
  …(略)…
 MX-30は、その中で電動化技術のベースとなるモデルとして開発された。
 欧州ではニーズが高まるEVからの投入としたが、国内は電動化モデルの普及を考えて、多くの消費者が選択しやすいガソリンエンジン(SKYAVTIV-G)のマイルドハイブリッドエンジンとしたという。
 おそらく、EV指向の低い日本市場を考慮しての判断と思われる。
 ストロングハイブリッドにしなかったのは、車両コストが上がるという点が影響しているのだろう。
 マイルドハイブリッドは欧州メーカーに採用が多い。
 ディーゼルが環境性能戦略を担っていた欧州は、複雑で高価で、開発着手も遅れたストロングハイブリッドをパスして、一気にEVにシフトする戦略が如実になってきている。
 投資をするならBEVであり、ハイブリッドはCAFE規制対応期間のつなぎとするわけだ。
        
 SKYACTIVエンジンがあるマツダも、いまからストロングハイブリッドに注力するより、ロータリーレンジエクステンダー(シリーズハイブリッドの系列)やBEVを実用化させたほうが長期的な投資効果が期待できる。
 今回の発表でも、MX-30開発主査である竹内都美子氏は、ロータリーエンジンによるレンジエクステンダー車両の開発は継続中で、しかるべきタイミングには発表すると述べている。
  ― 引用終り ―
        ​
 自動車に内燃機関を搭載すること自体が困難になりつつあるような世界情勢だが、マツダの秘宝となりつつあるREが、珍奇なメカとして伝説、化石にならないよう、マツダの技術陣に健闘を期待する。






最終更新日  2020年10月17日 06時00分08秒
コメント(0) | コメントを書く
2020年10月05日
テーマ:電気自動車(155)
カテゴリ:EV  電気自動車
 中国でEV生産体制の強化をはかっているのは、テスラやドイツ系企業ばかりではない。
 EVの生産にあたっては、車体製造工場とともに、バッテリーの供給体制確立がセット。
 2020年6月発売のトヨタRAV4 PHVは、1カ月足らずでオーダーストップ状態が続継続。
 2020年8月に発表されたホンダe(国内販売計画年間1000台)もあっという間にオーダーストップ。
 真相はリチウムイオン電池の供給能力不足のため、作りたくとも作れないためとされる。
        ​
 ホンダの国内の生産拠点は埼玉・寄居工場。
 寄居はEVの世界生産のマザー工場という位置づけ。
 台数の観点でメインの生産拠点は中国の合弁会社。
 2018年、広汽本田汽車(広汽ホンダ)で、中国国向けの初の量産EV「理念 VE-1」の生産を開始。
 2019年4月、東風ホンダの新設する第3工場で量産EVの生産を開始。
 2020年7月、ホンダは中国・CATL(寧德時代新能源科技股份有限公司)と新エネルギー車用バッテリーに関する包括的なアライアンス契約を締結したと発表。
 2022年を目途に、CATLはホンダの中国生産モデルへバッテリー供給を開始の予定。
        
 トヨタは、2019年2月、中国・天津市に電気自動車(EV、HEV)などの新エネルギ車(NEV)を生産する工場を建設する方向で調整に入った。
 現地の合弁会社とあわせた投資額は約1300億円規模を見込む。
 生産能力は20万台/年規模。
 EV用の車載電池はトヨタとパナソニック合弁会社で製造する。


        

 マツダは2020年5月19日、
宇品第1工場(広島県広島市南区)でマツダブランド初の量産EV「MX-30」の生産を開始。
 
2020年8月13日、トヨタとマツダとで米国アラバマ州に建設中の合弁生産工場に8億3000万ドルを追加投資すると発表した。
 現地生産の強化で、国内はEV生産の余力が生じる。
 マツダは生産だけでなく、EVの技術開発で連携強化するとみられている。
        
 EVでの先行をアピールしていた日産自動車は、2020年に330億円を投じて栃木工場の生産ラインを刷新。
 EV専用生産ラインではなくガソリン車、HEV社との混流ライン。
 カルロス・ゴーン元CEOがすすめたEVの急速な普及拡大路線ではなく、ガソリン車やHEVとの共存が続くシナリオを選択した。
 2023年度までに投入予定の軽自動車規格のEVは、既存の三菱自動車・水島製作所(岡山県)で生産すると決定した。
        
 EV用バッテリーについては、元は日産自動車の子会社で、現在は中国の再生可能エネルギー関連企業「エンビジョン・グループ」の傘下にある「AESC(オートモーティブ・エナジー・サプライ)」が、中国に初めての自社工場を建設すると、2019年4月に報じられた。
 年間20GWhの蓄電池が生産され、従来の同社生産量が3倍となる。
 AESCは次世代電池の開発パートナーだった。
        
 スバルは2020年1月20日に開催した技術ミーティングで「30年までに、全世界の新車販売台数の40%以上を、EV(電気自動車)やハイブリッド車」とし、30年代の前半には「生産・販売するすべてのスバル車に電動技術を搭載する」と明らかにした。
 トヨタとの提携があるとはいえ、EVに関して周回遅れ感はいなめない。
        ​
 近い将来の自動車をEVに絞ったドイツ・フォルクスワーゲン(VW)は、ドイツ、中国、米国にEV専用工場を用意することを決めた。
 また、生産のカギとなるEV用バッテリーの自社生産に乗り出した。
 2020年5月28日、中国でリチウムイオン電池3位の国軒高科(Guoxuan Hi-Tech、以下国軒)の発行株式26.47%を11億ユーロで取得。
 EV用車載バッテリーの協業化で、
世界で急速にすすめられるEV化でバッテリーの不足に備える






最終更新日  2020年10月05日 16時00分05秒
コメント(0) | コメントを書く
2020年10月01日
カテゴリ:EV  電気自動車
​​
 2020年9月23日、米国・ニューサムカリフォルニア州知事は「2035年までに州内で販売されるすべての新車乗用車をZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)にすることを義務付ける」と語った。
 カリフォルニア州大気資源局に対し、具体的な規制づくりを行なうよう指示した
 9月26日、コロナ禍で予定より5か月遅れて中国・北京モーターショーが開幕。
 新型コロナの感染拡大後の世界で開催される今年唯一の主要モーターショー。
         ​
北京モーターショー、主戦場はEV
ホンダはコンセプトカー初公開
2020年09月26日 JIJI.COM
  …(略)…
 中国政府が普及を後押しするEVやプラグインハイブリッド車(PHV)など「新エネルギー車(NEV)」の販売台数は、7月に13カ月ぶりに前年を上回ると、8月には前年同月比26%増の11万台に伸びが加速。
 政府は新車販売に占めるNEVの比率を現在の約5%から、2025年には25%前後まで高める野心的目標を掲げ、補助金などの優遇策で支援する。
 中国企業が中心だったEV場は、昨年秋に現地生産を始めた米テスラが急速にシェアを拡大するなど、外国企業も交えた競争が激化。体力の弱い国内新興メーカーの中には経営難に陥るケースも出ている。
        
 こうした中、日本勢もEV強化を鮮明にする。ホンダは量産を見据えたSUVのコンセプトカー「eコンセプト」を披露。
 井上勝史中国本部長は「現地開発力を結集し、質とスピードにこだわって開発を進めている」と強調、近い将来に中国市場へ投入する方針を示した。
 日産は来年の中国発売を計画しているSUV「アリア」を出展。
 トヨタ自動車は自動運転機能を搭載した商用車「eパレット」を紹介した。
  ― 引用終り ―
        ​
 2020年5月29日、フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は、eモビリティを推進する目的で、中国・
安徽江淮汽車(JAC)との合弁会社、JACフォルクスワーゲンへの出資比率を、50%から75%に引き上げると発表した。
 フォルクスワーゲングループとJACは2017年に合弁契約を締結し、EVを共同開発・生産するJACフォルクスワーゲンを設立した。
 フォルクスワーゲングループは中国において、第一汽車(FAW)と上海汽車(SAIC)に続いて、JACとも協力し、電動車攻勢に乗り出している。
 フォルクスワーゲングループは、リチウムイオンバッテリーを手がけるGotion High-Tech(国軒高科)の株式26%も取得する。
        ​

 2019年7月23日、ドイツ・ダイムラー、中国・北京汽車(BAIC)グループがダイムラーの株式の5%を取得した、と発表した。
 ダイムラーと北京汽車は2003年に提携を開始。
 2005年8月、中国合弁会社の北京ベンツ汽車を設立。
 2018年、中国合弁パートナーの北京汽車グループの子会社、北京新能源汽車(BJEV)に出資し、株式の3.93%を取得すると発表。
 2020年7月23日、ダイムラーは、2020年第2四半期(4~6月)の世界新車販売が54万1800台、前年同期比は34%減と発表した。
 次にくるのは世界最大の新車市場である中国のEV生産工場建設の発表であろうか。
        ​
 2019年1月18日、BMWグループ(BMW Group)は、合弁パートナーの中国華晨汽車との合弁会社、BMWブリリアンスへの出資比率を75%に引き上げることが承認された、と発表した。
 BMWブリリアンスは2003年設立。
 2019年現在、中国に2工場を持ち、『3シリーズ』、『5シリーズ』、『1シリーズ』、『X3』などを現地生産している。
 BMWグループと中国華晨汽車は、BMWブリリアンスの合弁契約を2040年まで延長した、今後数年間で、瀋陽市の新工場建設などに30億ユーロ以上の投資を行う。
        ​
 瀋陽工場の生産能力を増強し、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)などの新エネルギー車(NEV)を含む新型モデルの現地生産を、継続的に拡大することを目指す。
​​






最終更新日  2020年10月05日 08時45分14秒
コメント(0) | コメントを書く
2020年09月29日
テーマ:電気自動車(155)
カテゴリ:EV  電気自動車
​​​ いまやガソリン自動車でさえ電気(電子制御)なしではちゃんと動かない。
 EV時代になれば電気の重要性はさらに高まる。
 中米欧(EU)日では自動車メーカーごとに「1年間に販売したモデルの燃費を計算」し、その1台平均が規制値を満たせなかったメーカーには罰金が課せられるCAFE(企業別平均燃費)規制が敷かれている。
 EUでは、調査会社JATOの2018年の販売データに基づく試算で、VWの罰金は1兆1028億円、ダイムラー3612億円、トヨタ660億円に達した。
 制度は既に始まっており、2020年の販売実績をベースに計算し、21年に罰金の支払い義務が発生する。
 EUで大したシェアが無いホンダが、Honda-eの販売目標を欧州1万台、日本千台とする由縁だ。
         
 2020年6月に発売のトヨタRAV4 PHVは、1カ月足らずでオーダー停止。
 2020年8月に日本で正式発表されたホンダ初の量産EVのホンダeもあっという間にオーダー停止。
 電池の生産量の問題ではなく、EUでの販売拡大優先の経営判断。
        

 2020年9月23日、米国最大の新車市場であるカリフォルニア州政府は、州内でのガソリン車とディーゼル車の新車販売を2035年までに禁止する方針を表明した。
 過去最大規模の山火事の要因とされる地球温暖化への対策強化をはかる。
        ​
 現行の自動車各社のEVはバッテリーに蓄電するBEVが主流。
 BEVはバッテリーの価格、重量、蓄電容量の問題の他、充電時間、充電方法の課題を抱えている。
 ワイヤレス給電は充電方法の課題解消法であるとともに、搭載するバッテリーの課題の改善ともなりうる技術。
        
ワイヤレス給電とは?
原理やメリットを紹介
2019.03.25 Technology Geeks
  …(略)…
 ワイヤレス給電技術の始まりは、1831年にファラデーにより発表された電磁誘導の原理が元になっています。
 1899年には、ニコラ・テスラによって雷発生装置を使った電球点灯実験が成功。
 20世紀初頭には、テスラが考案したテスラコイルを用いて“世界システム”と呼ばれる電力を送るという壮大な構想があったものの、失敗に終わりました。
 その後も色々な研究が続けられていましたが、目覚ましい進展を見せてはいませんでした。
        ​
 しかし2007年、マサチューセッツ工科大学の研究者が、磁界の共鳴という現象を利用したワイヤレス給電技術を発表。
 ワイヤレス給電技術は、世界中から一躍注目を集めることとなりました。
 最近ではスマートフォンをはじめとした、一般消費者用のエレクトロニクス機器や電気自動車といった身近なものだけでなく、医療機器、産業機器などでの利用に向けた開発が進められ、実用化も行われています。
 通信分野では有線からBluetooth®、Wi-fiなどのワイヤレスに置き換わりましたが、これと同じことが電力伝送分野でも起こり、今後はワイヤレス給電技術が生活基盤を支えるインフラとなっていくかもしれません。
  ― 引用終り ―
        
 2019年2月、総務省は「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム作業班」を設置した。
 工場内で利用されるセンサー機器への給電などにおける空間伝送型WPTシステムの技術的条件について審議が主題。
 2020年7月、周波数帯や空中線電力などの技術的要件について、情報通信審議会から受けた一部答申の内容を公表した。
 2020年9月、「ワイヤレス給電」に使うアンテナの性能を高める技術が開発された。
        ​
ワイヤレス給電、実用化へ前進
ノーベル賞の天野・名大教授ら​​​
2020/9/23 日本経済新聞
 ノーベル物理学賞を受賞した天野浩・名古屋大学教授らはマイクロ波を飛ばして離れた場所の電子機器を充電する「ワイヤレス給電」に使うアンテナの性能を高める技術を開発した。
 アンテナが受け取る電力が3倍になった。電力の変換ロスも大幅に抑えた。実用化へ大きな前進となる。
 すべてのモノがインターネットにつながるIoTを実現するため、工場などに設置するセンサーはますます増える。
 センサーへの電力供給が問題となるなか、電極を数センチメートルほど離しても充電ができる「電界結合方式」などとは違い、マイクロ波を使って10メートル以上先に電気を送る方法に期待が集まる。
  ― 引用終り ―






最終更新日  2020年09月29日 16時00分06秒
コメント(0) | コメントを書く
2020年08月31日
テーマ:電気自動車(155)
カテゴリ:EV  電気自動車
​​
 マスコミで話題、高評価の電気自動車、Honda e 。
 日本では、価格の高さ、航続距離の制約、充電インフラ不足、充電時間の長さなどから電気自動車の普及がそれほど進んでいない。
 欧州市場向けとされる Honda e が日本のモータージャーナリズムで高評価を得ている理由がよく分からなかったが、欧州仕様のジャーナリスト向けの発表の記事があった。

        


ホンダ初の量産電気自動車がいよいよ発売!
まもなく正式発表!
後輪駆動採用のEV「Honda e」を徹底解説
渡辺陽一郎
2020.8.18 価格.comマガジン
      

 記事から特徴点を抜き書き。
 寿命を左右する電池の冷却方式や出力配分には何も工夫が無かったのだろうか?
 EVでは重要な点と考えられるが記載がなかった。
 内燃機関モータージャーナリストの限界か。
      

・後輪駆動
・ホンダ初の量産型コンパクト5ドアハッチバック
・欧州仕様の全長×全幅×全高は 3,894×1,752×1,512mm。
 ホイールベース 2,538mm
・サイドミラーは「サイドカメラミラーシステム」
 車内に「サイドカメラミラーシステム」の6インチ液晶モニターが、インパネ左右1基ずつ装備
・上級グレードに「センターカメラミラーシステム」装備
・サイドミラーの両端で測る実質的な車幅は、5ナンバー車と同等
・ボディに内蔵「アウタードアハンドル」は、キーを持って近づくと自動でポップアップ
 キーシリンダーは外見上存在しない
・駆動用モーターは、最高出力が113kW(154PS)、最大トルクは315Nm(32.1kg-m)
・駆動用電池容量は35.5kWh
・航続可能距離はWLTCモード走行で283km、JC08モードで308km
・充電口は、ボンネットのフロント中央
 急速充電ポートと普通充電ポートを備える
・モーターは車体後部に搭載し後輪駆動
・最小回転半径は4.3m
      
・駆動用電池(316kg)を前後輪の間の床下に搭載
・前後の重量配分は50:50
・サスペンションは前後ともストラットの4輪独立懸架
・タイヤは16インチがヨコハマ「BluEarth-A」
(185/60R16)、17インチがミシュラン「PILOT SPORT 4」(205/45ZR17)
・インパネは5つの液晶画面
 左右の液晶画面は「サイドカメラミラーシステム」
 運転席正面の画面は「メータースクリーン」
 助手席前の2つの液晶画面は
「ワイドスクリーン Honda CONNECTディスプレイ」
 ナビ、音楽、音声アシスタントや各種設定、専用アプリなどを表示可能
・ステアリングホイールは2本スポーク
・運転席の木目調パネルは落ち着いた雰囲気のもの
・シート表皮の素材は、少しザラザラしたメランジ調のファブリック
 座り心地は体が少し沈んだ部分でしっかりと支えてくれる
 背もたれや座面のサイズに余裕がある
・後席の足元空間は狭め
・床と座面の間隔も不足気味
・衝突被害軽減ブレーキはさらに進化
・上級グレードにホンダパーキングパイロット、センターカメラシステム、100V・1500Wの電源コンセントなどを装備
     
 記事に航続距離が短い言い訳が以下のように書いてあった。
「エコロジーを優先させる電気自動車本来の世界観には合わないだろう。
 電気自動車本来の世界観は、遠方に出かけるときにはひとり当たりのエネルギー消費量が大幅に少ない、公共交通機関を使うというものだ。
 そして、日常的な買い物など公共交通機関を利用しにくい地域内の短距離移動に、個人所有の電気自動車を使う。
 自宅から駅までは電気自動車で移動し、駐車場に入れてから先の長距離は電車で移動するパーク&ライドなどもそのひとつだ。
 この世界観に基づけば、電気自動車はコンパクトで小回りの利く運転しやすいクルマが好ましい。
 その意味で、Honda eは電気自動車の本質を押さえている。」
        ​
 現在の蓄電池で長い航続距離を実現できなかった言い訳、開発者の屁理屈にだまされてはいけない。
 ヒトはより便利、快適な輸送手段を選択する。
 この屁理屈の延長線上には、自転車と公共交通機関という選択が見えてくる。

 コロナ禍でパーソナル・モビリティの要求はますます高まっている。
 航続距離の延長には、全固体電池の実用化などの技術のブレイクスルーが待たれる。
 
 
​​






最終更新日  2020年08月31日 16時00分05秒
コメント(0) | コメントを書く
カテゴリ:EV  電気自動車
 GMは米国の自動車メーカーにしては珍しくEVの将来性にかけていた。
 シボレー・ボルト(Bolt) EVは、2016年に発表された。
 ガソリン車の燃料タンクと同じ位置にバッテリーを設けることでガソリン車と同じラインで生産を行えるように設計されていた。
 2台のガソリン車と同じ組立ラインを使い、ガソリン車との生産の台数比率を調整して年間9万台の生産を行なうこととした。
 ブルームバーグ・ニュースはボルトを1台売るごとに8千ドルから9千ドルもの損失をGMは被るであろうと見込んだ。
      

米GM、中国でEV拡充へ
Reuters Staff
2020年8月19日 Reuters
 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)は19日、中国での電気自動車(EV)ラインナップを拡充し、今後5年に投入する車両の40%以上をEVにする計画を発表した。
 EVの多くを中国国内で生産するほか、部品も地元のサプライヤーから調達する計画という。
 GM中国事業トップのジュリアン・ブリセット氏はロイターに対し、中国で2017年に記録した年間販売400万台への回帰に向け、EVなどの新技術が重要な柱になると語った。
  ― 引用終り ―
      

 ややこしいことに、2010年~2019年に販売されていたシボレーボルト(VOLT)はハイブリッド車。
 いずれにしろGMは電動化に熱心な自動車メーカー。
 近年中国でのシェアを落としつつあるが、最大新車市場の中国での販売は、GMにとっても重要なので、EV(電動車)の開発・製造・販売。は欠かせない。
      

中国市場で販売シェアを落とす
米国車の現状
2019年1月28日 JETRO
      


 






最終更新日  2020年08月31日 06時00分08秒
コメント(0) | コメントを書く

全220件 (220件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 ... 22 >


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.