多面体紙工作で数学を楽しむ - 行動の記録

2012/08/31(金)10:20

画用紙で 32面体(サッカーボール)を作る

数学(461)

 昨夜から今日一日をかけて、コピー用紙に設計をして、 印刷をして、切り抜いて、ノリツケして、 サッカーボールを作っていた。 手順 1 正六角形と正五角形を分度器と定規、コンパスを使って正確に描く。 2 それをスキャナーでコピーする。 3 一辺が2.2cmの正6角形20個、正5角形を12個つくる。 4 正6角形5個、正5角形3個でワンブロックにノリツケする。 5 それを組み合わせ、ノリツケする。これで完成です。 箇条書きにするとこのように簡単に書けますが、 実際に作るとなると非常に手間がかかります。 上の図形を4枚印刷すれば、正六角形が20面、正五角形が12面作れます。 正5角形と正6角形の描き方 1 コンパスで円を描き、その半径の長さで円周を区切ってゆきます。 2 円周上の区切った近隣2点間に直線を引く。 非常に簡単に出来上がります。 注意 鉛筆の芯は出来るだけ細くします。 そうでないと、最初の区切り点と最後の区切り点が一致しません。 一致しなかったらやり直します。 一辺の長さを10cmとした場合の正五角形の描き方 先ず、この長さが円に内接した正五角形の一辺であるような円の半径を求める。 ピタゴラスの定理を使って、半径は8.5cmと求められました。 この長さで円を描き、其の円周上に10cmの長さで区切ってゆきます。 定規から、線分を決めるときの誤差があって、 一発では、最初の区切り点と最後の区切り点が一致しない場合があります。 そのときは、区切るコンパスの開きをほんのわづか伸縮します。 それで、不一致は解決し、完全な正五角形が出来ます。 注意 36度と54度と直角の三角形から、斜辺の長さを求める方法もあります。 この直角三角形の、直角を構成する短辺が5cmとして、次の計算で求めた。 leng/r=sin36° leng=5・・・10cmの半分 この三角形の36°は 正五角形を中心で内分した角(72°)の半分です。

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