2012/05/21(月)23:36
変形12面体の製作法を考える
変形12面体の製作法を考える
最初は分割組立法で作ったが、パターン印刷したのを切るのに大変手間がかかる上に、糊貼り付けにもかなりの手間を要する。
分割組立法設計図
この手間がかからない方法としては、展開図から作る方法が良いと考えた。
展開図
展開図を印刷するのに、A4判の大きさの紙でも、B5判の大きさの紙でも、ノリツケのとき、ボールの内側に指を入れ辛いので、製作が容易ではない。
そこで、ボールの内側に指が入るように考えたのが、その展開図を上下半分に分割した分割法で作る方法をとった。
上下半分に分けた展開図
上半分
下半分
このようにして、A4判の紙を2枚使うと、ボールが大きくなって指が楽に内側に入れられるようになった。
これらの作品を写真に撮った。
手前左側
展開図法でB5判の用紙で作った作品
手前右側
展開図法でA4判のコピー用紙で作った作品
向こう左側
正5角形の面の周りに正3角形を配して、12枚に分割して作った作品
向こう右側
展開図を上下半分に分けて、それぞれをA4判のコピー用紙に印刷して作った作品
このように試作を繰り返してきて、分かったことは、少し厚手の紙で上下半分に分割した展開図法でA4判の大きさの紙に印刷して作るのが良いということだった。
厚手のボール紙で作るには、A4判2枚それぞれを印刷して、そのボール紙に貼り付けて切り抜き、貼り合わせは接続紙を用いて作るのが良いということが分かった。
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