コトバの取り違え
コトバの取り違え 英語で書かれた説明を見ながら、展開図を組み立てて星型多面体を作ったとき、そのコトバを次のように解釈して作っていて、本来の多面体と異なった多面体を作ってしまったのを今日発見した。fold the dotted lines forwards を「点線は前方へ折れ」 と読んで、山折にした。fold the other lines backwards を「その他の線は後方へ折れ」と読んで、谷折にした。このようにして作ったのが 紙工作でGreat Dodecahedron(星型多面体) (Jun 26, 2010) であった。これは製作者自身が見た方向であって、展開図が描かれてある紙面を主として見れば、fold the dotted lines forwards は「点線は表面側に折れ」と言うことであって、「谷折」になる。fold the other lines backwards は「その他の線は裏面側に折れ」と言うことであって「山折」になる。この紙面を主とした線の折り方で作ったGreat Dodecahedron は下図のような星型多面体である。Xmastree に吊り下げる星型多面体の種類を増やそうと考えて、この多面体の印刷パターンを古葉書で作ったら、2010年の6月26日に載せた多面体とは違った多面体になった。この多面体の方が、星型がはっきりと見える。6月26日のブログに載せた多面体は、星型が凹んでしまって見えない。ひらべったい三角錐が凸面になったような多面体であった。「これが何で星型多面体になるんだろう?」といぶかった物だった。コトバの読み違いがなせる業であったのだった。