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「自分には何が出来るのか」 新聞の記事を読んでは涙が止まらなかった日々。そして先に出発した彼の寒そうな声を聞いて出発を決めた夜。 実際被災地に到着して、どこまでも続く瓦礫の前に、私は足がすくんでしまいました。 一体、何の涙だったのか、自分でもよくわかりません。ただ亡くなられた方を含め、倒れて線が見えている電柱や、ひっくり返ってつぶれている車、根っこごと横倒しになっている木々が、とても哀しいのでした。 聞いておくれ、届いておくれ、これが、この残酷なこの惨状が、自然界の摂理なんです。ごめんなさい、人間は簡単に受け入れられないでおります、でもきっと…と、今思えばそんなことかもしれません。 ただただお経を唱え、鈴をならして歩きました。
そんな毎日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.20 11:49:03
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