創業21年超!<兵法/英語二刀一流>Kenの英語簡単講座!!

★★英語は、後ろから読まないもの!



英語の意味の取り方

1.私たちは、中学で英語を正規の外国語教科として、学びます。
  中には、小学校から塾で英語を学習する方もいます。
  私たちは、中学・高校では英語を訳す場合など、
文の後ろから訳す様に教えられます。
そして、殆ど全ての日本人は、英語の意味を理解する場合、
後ろ方から前の方に語句を解釈していくようになります。
  これは、大きな間違いです。

2.日本語の場合は、どうでしょうか?
  私たち日本人(日本語のネーティブ・スピーカー)は、日本語の通りに、
日本語の語順で理解します。決して、文の後ろから意味を理解しません。
英語を母国語とする人達は、英語を聞いたり読んだりする時に、
英語の語順のまま、意味を理解していきます。ネイティブの方は、
英語を後ろから訳したりする事は絶対にありません。

3.一方、日・英の通訳者は、どうでしょうか?
  通訳をする場合、特に同時通訳をする場合、
英語を後ろから訳す様な事をしていると仕事になりません。
  通訳者は、ネイティブと同じように、英語をその語順のまま意味を取り、
日本語にしていきます。この方法は、一見難しいですが、慣れると簡単で、
しかも早く正確に意味を把握できる様になります。
  ですから、通訳者のように、英語を前から解釈する事をお勧めします。

4.I will go to Tokyo tomorrow to meet my relatives there.
                   (A)
この文を、学校で習うような訳で意味を解釈すると、
  「東京の親戚に会うために、明日上京します。」という訳
(意味の取り方)になります。
  下線部(A)を先に訳してから、前半を訳す手法です。

  一方、通訳者は上の文を次のように訳します。
  「明日、東京へ行き、親戚に会います。」と意味を取ります。
  この訳の方が、英語に忠実な意味となります。

もう一つ例を挙げます。
  I went to Tokyo to meet my relatives there.

これを学校で習うように訳しますと、
  ①「東京の親戚に会うために、上京しました。」となります。
  
  一方、通訳、又はネイティブスピーカーは、下記のように意味を取ります。
  ②「東京へ行って、そして、親戚に会いました。」

  ①と②の違いは判りますか?
  ①は、実際に親戚に会ったか否か判りません。
  ②は、実際に親戚に会った、という事になります。

5.応用問題 1
  
  Tom, who is a high school student, will take the exam next month.

この文は、学校英語的な方法だと次の様になります。
  「高校生のトムは、来月、この試験を受けます。」

  しかし、通訳・ネイティブは、次の様に理解します。
  「トムは高校生。この試験を来月受けます。」

  英語をその語順のまま、理解していく事が一番大切です。
  この習慣が身に付くと
  ①英語を読むことが早くなります。
  ②英語の聞き取りが出来るようになります。
③英語の単語のニュアンスが正確に把握できます。

6.応用問題 2
 
  下記の英文を、その語順のまま意味を取ると、どうなるでしょうか?

  About 5 min. walk will take you to the zoo.

  英語の語順のまま、意味を取っていきます。
  About 5 min. walkは、"5分くらい歩いていれば"、という事です。
  「5分くらい歩いていれば(歩いて5分くらいで)、動物園に着きます。」と
なります。
  抽象名詞(句)が、文の主語になっていて、動詞に未来を意味する
助動詞がある場合には、下記のコツで意味を取ります。
  抽象名詞(句)の主語を、1つの文のように意味を取れば、理解が早くなります。
   ~すれば / ~なので、 (人)が~できるだろう。
  
  例1)
  Your careful study will show you that this plan should be
improved.
訳:「慎重に検討すれば、あなたも判りますが、
この計画は変更しなければならないでしょう。」

  Your cheerful character will charm many people.
訳:「あなたは明るい性格ですので、皆から好かれるでしょう。」

  His responsibility of taking care of his disabled mother will
limit his activity as a mount-climber.
訳:「彼には責任があり、障害の実母の世話(介護)をしなければなりません。
     そうした事情で、登山活動にも限りが出来るでしょう。」

  The possibility of my trip to Tokyo depends on weather.
訳:「私が上京するかどうかは、天候しだいです。」
  
  上記の例は、いずれも下線部の抽象名詞句主語を1つの文のようにして、
意味を取っています。国語能力が必要な技術ですが、
練習したら誰でも出来て、意味の解釈もズムーズになります。

7.応用問題 3
  
I think / you are right.

  この様な場合は、下記のようにして、英語の語順のまま意味を取ります。
  訳:「私の考えでは、あなたは正しい。」

  この様な形の文を「~と思います。」と意味を解してはなりません。
  英語の語順のまま、前から(左から)訳します。

  I think / people who are easy to talk to are appropriate
for this job.

上の例文では、次の様な訳になります。
  訳:「私の意見では、話し易い人がこの仕事に適切でしょう。」

8.状況を踏まえて読み取る事

  学校や塾の英語教育では、1つ欠けてる点があります。
  英語文の意味を読み取る時、その状況を考慮しないで
訳しているという事です。
  言葉は、状況によりその意味を変えます。これは、日本語でも英語でも、
どの言語にも言える事です。

例えば、
  "We started to sing for a living." という文は、状況に応じて訳すと、
2つの訳し方が出来ます。
  訳①:歌を歌って、生活をしのいでいきました。(暗く、苦しい状況)
   ②:歌手として、生活を始めるようになりました。(希望ある状況)

  文の発話状況を考えて、その状況に応じた意味の捉え方をしながら、
英語の語順のまま理解していきましょう。

この項おわり
                            作成:末 次 賢 治 拝


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