創業21年超!<兵法/英語二刀一流>Kenの英語簡単講座!!

論理的思考⑥ 困った人たち!

Hi, readers!!
前回に引き続き、<論理的思考>を取り上げます。

理解してない方が多いのですが、
日本語(での意見展開方法)をそのまま英語に訳しても、
英語として、それは絶対に通じません。その訳は英語ではなく、
単に日本語文章をアルファベットに置換えただけです。
つまり、形は英語でも発想が日本語だからです。

読者の皆さんの中には、<日本語を何でもそのまま、
言われる通りに訳せば通じる、通訳とはそういうものである>と
思っておられる方がいらっしゃいますが、
その考えは間違いです。はっきり断言できます。

過日、私の通訳業務の中で、外国人研修者を相手に、
日本人発言者が以下の様な発言をされました:
「 明日から、いよいよ日本語の研修が始ります。
  昨日、皆さんにこの資料(冊子)を
  お配りしましたが、<この資料は、明日からの授業には使いません。
  ですから持ってこなくても良いです。が、持って来て下さい。
でも、明日からの授業には使いません>」

●皆様は、上の発言はスムーズにご理解出来ますか?

この時のお客様のご要望は、
<日本語を一言一句そのままに、英語に同時通訳して欲しい>との事で
した。上の発言をそのまま、英語で言えばどうなるでしょうか?

結局、「持ってくるのかどうか?」よく判りませんし、
そして、「使わないが持ってこなければならない」という論理的矛盾が
発生します。 ちなみに、上の発言の<>の部分は、
私でしたら、以下の様に通訳します。

Please don’t forget to bring the booklet
for your reference tomorrow.となります。

私の流儀では、<曖昧になりがちの日本語発言>を論理的に、
内容をとって訳しますので、上の様になります。

同時通訳は、原則として発言される事をそのまま通訳しますが、
それは、厳密に言えば、
発言される情報をきちんと外国語や日本語に訳すのであって、
何でもかんでも文字通りに
訳すのではありません。尤もこれも会談・会議の種類などでも変って来ますが。

皆様が通訳を介して発言される場合、
或いは、翻訳者に書類を訳してもらう場合は、
もうちょっと判り易い発言・発話をしたいものです。
もっと論理的な、理解しやすい日本語を意識して頂ければと存じます。
ご質問は何なりと。See you next time!!




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