創業21年超!<兵法/英語二刀一流>Kenの英語簡単講座!!

冠詞シリーズ その①


皆様、お早う御座います。

今日からの講義は、大変重要な内容になります。
英語のA / THE に関する内容です。
A / THE は、冠詞と呼ばれているものです。
日本語には無い考え方ですので、この冠詞は、
日本人には難しいものですね。

課題を出しておりました。
That is a sun.は、正しい文です。

あれは太陽です、と言う意味でなくて
あれは恒星です、と言う意味です。
何故こうなるのかは、数回後の講義で
ご紹介します。

モノの数と言う点から、
今日は、日本語と英語の相違点をお話しします。

皆様が英語を話す際、又は、私の様な通訳・翻訳者を
使って、外国人と話しをされる時に、特にご注意願いたいのは
モノの数をハッキリさせる、と言う事です。
例えば、『明日、サンプルをお送りします』と言う場合ですが、
サンプルは、1個なのか、2個なのか、日本語では、
あまり、はっきりとは言わない場合がありますが、英語では
ハッキリと数を言います。

英語の文の組み立ては、極めて論理的に出来ており、
細かい部分までも相手に分かり易い様に
出来ている構造です。または、そういう考え方で
外国人は話していきます。

一方日本語文化は、違います
(ただし、日本語が論理的な構造になっていない、と言う事でなく
話し手の意識の問題です。論理的な日本語を話そうとすれば話せます)

松尾芭蕉翁の俳句『古池や、かわず、飛び込む水の音』を
外国人が訳しますと、 この事が判ります。
この俳句は、今まで何人もの外国人が訳してますが、
この俳句には、明確に、蛙の数を書いてませんので、
a frog(かわず1匹)と訳した人もいますし、
some frogs(数匹)とした人も居ますし、
frogs(たくさん)とした人も居ます。

frogs がいっせいに、an old pondに
飛び込んだら、『ぼちゃん』と音がして
静寂が破れますね。

日本語文化の感覚では、この、『かわず』は、
1匹であり、故に、静寂さを醸し出しております。
1匹と書かなくても、情緒、情景(=以心伝心)から、
1匹とわかります。
言わなくてもわかるものは、敢えて言わずに、言外に含むのが、
日本語の独特の特長です。ですので、モノの数は、
あまり、明確にさせない場合が多々あります。
対して、英語では、とにかく相手に分かり易い様に
モノを一々述べますので、数をハッキリさせます。

例えば、ペットの話しになり、
『家は、猫を飼ってます』と言う場合、
日本語は、この言い方で良いですが
これを英語にするときは、
猫が1匹か、複数かをハッキリさせます。
1匹なら I have a cat.ですし、
2匹なら I have two cats.ですし、
犬1匹と猫2匹でしたら、I have a dog and two cats.となります

冠詞の出発点として、(英語では、モノの数をハッキリさせる)事が
その背景にあります。これをご理解下さい。

また、皆様が、英語を話すとき、書くとき、更には、
通訳翻訳者を通して、外国と交流する際は、
モノの数をハッキリさせて言いましょう。
私は、通訳翻訳業務で、お客さんが、モノの数を
明確に言わないので、困る場合が多々あり
こうしたことを申し上げております。
特にビジネスでは、モノの数を明確にする事は
極めて重要な事ですので。

ご質問は、何なりとされて下さいませ。

末次通訳事務所
末次賢治 拝





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