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97年8月28日付 「論壇」


皆様。お世話になります。

以下は、私の原稿で、1997年8月28日付け
「琉球新報」の「論壇」の欄に掲載されたものです。
常々、日本語を論理的に書けないと、言えないと
英語の力が伸びないと言っておりますが、
英語力向上のカギとなる論理的思考力を
鍛えんが為に、新聞によく原稿を出しておりました。
その一例です;ご参照下さい。
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=論壇=

安保や軍備頼らぬ和平策を
沖縄の思いをもっと熱く全国に
末次 賢治

私は県外の者だけれど、いまの沖縄県内の熱気を強く感じている。否、県民の
・反戦への思い・と換言すべきであろう。
日本人として私は思うが、この沖縄県民の思いこそ、これから全国的に広げ、
もっと熱くしてゆかねばなるまい。

普天間飛行場代替海上ヘリポート建設に対して、これに反対する声が
県民に強い。これは当然のことである。
海上ヘリポートというからには、もし、これが建設されると、
漁業や生態学の面などから、さまざまに影響が出るだろう。
そのような事由もさることながら、海上ヘリポートは日本の和平の道を阻むと
いうことになりかねない。
これに反対している県民の声の奥底に、反戦への思いを感じているし、また、
行政側は感じとらねばなるまい。

沖縄は第二次世界大戦中、その戦争の犠牲になってきた。そして、戦後も、
日米安保条約の犠牲にされている。
米国側がしきりと・極東有事・と言っているが、
もし極東有事の事態になったとき、日本、しかも、米軍基地のある沖縄が、
戦乱に巻き込まれるリスクは高い。すべては、米軍基地があるからである。

戦争がもし発生すれば、当然、相手側の軍備、軍事基地を狙い、攻撃し、
相手の力を低下させるように動くものである。
これが定石だろう。もし、戦乱になれば、当然、沖縄は再び犠牲になる。
現状、米軍基地がある限り、沖縄はもとより、
日本の・平和・は実現できないのである。

だから、代替海上ヘリポート建設には反対し、実現させてはならぬのである。
また、この反対の取り組みをキッカケにして、
再度、日米安保条約を解消するように、日本は米国へ申し入れるべきだ。

日米安保条約がなくとも、日本はわが身を守れるし、さらに、世界へ向けて
和平を推進できる。そうした力を伝統的に持っているのだ。

日本は交渉により、各国をコントロールし、相互に和平をもたらし、
おのずと世界を平和にするシステムを考え、提言すべきである。
これは、政治、経済、文化などさまざまな面を持つので、
大変に難しい事業である。しかし、このような方法の和平推進では、
「互いに血を流す」ということがない。また、日本の道精神に合っている。

米国文化に見られる合理性(すなわち、わが身を妨害する者は、
たたいてつぶす)では、
考えつかぬ和平推進策を、日本は持っているのだ。

条約の決まりごととはいえ、米軍のために、軍事拠点をつくり、見えざる力を
警戒する必要はまったく無い。
相手の戦気を感じとったら、笑いながら、相手の中に入り、経済、政治、
文化(学術+スポーツ)面での交流、
交渉で、相手の戦気をなくしてしまうという方策を日本は取るべきである。
海上ヘリポートは、私も反対だ。
反対だからこそ、私は、日本の和平策を以上のように考えている。


(福岡県飯塚市鯰田二三五四―五、通訳)




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