クルツ100の糖質投資ブログ

2019/07/10(水)17:45

かんぽ生命の闇

投資 貯蓄 税金(535)

かんぽ生命で不適切な保険の販売が相次いで確認されたことについて、かんぽ生命の植平光彦社長と販売を担う日本郵便の横山邦男社長が午後4時から都内で記者会見を始めました。 【かんぽ生命の闇】 郵政民営化により、簡易保険はかんぽ生命が取り扱う事になりました。新規契約ですと、これまで附帯していた保険金のに対する政府保証が無くなりました。 さらに、これは同業他社もおなじですが、予定利率が年々低下しましたので返戻金の利率が悪化しました。 にも係わらず、保険商品ラインナップは20年は古く、図体はでかいが小回りは効かない中途半端な代物という体たらく… 【ながいき君お楽しみ型】 私は「新ながいき君お楽しみ型」に一時加入していましたが、アクサ生命の低解約返戻金生命保険(55歳払込完了時点で返戻率107% 解約しなければ返戻率上昇継続。)に、当該保険がマイナス金利を理由として販売終了となる直前に加入したので、60歳以降5年ごとに、かけ金の97%程度を一定金額を受け取りという、しても解約しました。 【すでに入院特約と傷害特約は解約していた】 新ながいき君お楽しみ型は、本契約(60歳以降、契約した生命保険額の20%ずつを5年ごとに分割して受け取り)の他に入院特約、傷害特約が付随していました。二年前に特約は契約解除していました。理由は、他の傷害保険や医療保険に加入しているからです。 【学資保険は劣化している】 また、子供の誕生をきっかけにかんぽ生命の学資保険を検討しましたが、JA共済て比較して劣っていたので見合せました。そのJA共済も、NISAやイデコには劣るので学資保険自体を見合せました。 【親世代を食い物にするかんぽ生命】 バブル時代の簡易保険で得をしている親世代に対して、かんぽ生命は保険掛けかえ勧誘を頻繁に行い、かつての損を取り替えそうとしています。 私は、親に絶対昔のお宝保険(年利4%)を解約しないように告げていましたので、何とかなりました。しかしながら、知り合いは定期保険を養老保険かのように説明を受け、結果として損をしました。昔のお宝保険を解約させられ、劣化した現在のかんぽ生命保険を契約させられた方もいます。 当事者が契約書を熟読していないのが最大の失敗により、仕方ないとは思います。各自気を付けるしかありません。 【かんぽ生命に望むこと】 かつての信用を餌に勧誘しないでほしいです。 善人ぶって極道の行いをしないでください。 明治安田生命のライト君(積み立て保険)のような、低返戻率ながらも分かりやすい保険こそ、まずはかんぽ生命が第一に取り組むべき商品だと思います。 あとは、がん保険と収入補償保険を開発してほしいです。 それらが開発できなければ、かんぽ生命が存在する意義が見いだせません。

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