表面麻酔剤 キシロカイン
今回の手術が予定された時から、抗がん剤の点滴は中断されている。抗がん剤は免疫力を弱めるので、手術に備えて免疫力を高めるため、そして、手術後の体力回復のためだ。このことは、少し前のブログにも書いたのだが、抗がん剤が中断されたおかげで、肌の荒が無くなり、口内炎が消えたのがうれしい。特に、口内炎は、残りの人生を大きく左右する程で、ほとんどの食べ物が口内炎に滲みて、食べるのが辛く、これ以上食べるのが辛くなったら、抗がん剤を止めたい、とまで思った。歯磨き粉が滲みるので、歯磨きの補助としてガムを噛んでみたのだが、ガムが滲みて噛めない、ということもあった。担当医も色々な薬を出してくれたが、私の口内炎にはあまり効果がなかった。最後に処方されたのが、画像のキシロカイン4%液で、これは、表面麻酔剤だという。これを薄めてうがいすると、口の中が麻痺して、滲みを感じなくなる、というもの。確かに、滲みは和らいだが、食べ物の味もまったく感じなくなった。今は、カレーも、紅ショウガも、キムチも、寿司のワサビも、その味を楽しむことができているが、こうしてデジカメ画像を見ていると、抗がん剤の再投与が不安になってくる。