2015/02/09(月)09:31
エレベーターの運転プログラムで、節電ができる
娘が住むマンションの理事をしている。
マンションには、2機のエレベータがあるのだが、
一機は1階で、もう1機は8階以上で、
待機するように設定されていることに気づいた。
どういうことかと言うと、
1階で待機していたエレベーターを動かすと、
隣のエレベーターが、空で1階に下りてきて、
9階で待機していたエレベーターで1階に下りると、
隣のエレベーターが8階に空で上がるという、不経済な動きをすること。
なので、止まった階で待機する方式に運転プログラムを変えた。
一部の住民からは、待ち時間が長くなった、との意見があったが、
エレベーターの運行時間の減少が、説得してくれた。
単位は分。
3659分は、約61時間。
1時間当たりの電力使用量を、起動停止を含めて、350円とすると、21,350円。
年間で、25万円を超す節約になる。
しかも、運転時間が短くなるのだから、エレベータの部品も長持ちするはず。
なぜこのような節約方法が公に出てこないのか、不思議でならない。