2022/08/11(木)10:08
JR北陸本線田村駅は千鳥式ホーム
大学や企業の大きな工場などが並ぶ田村駅の西口改札は無人。
大学や企業の誘致に併せて西口を新設したようで、
改札口まで微妙な斜路と階段になっている。
その改札口に、自動改札機があった。
シートが掛けてあるので、設置中で稼働していないと思い(画像上)、
無改札でホームに入ったが、何か変なので、見直したら、
切符を通すところと、切符が出てくるところに切れ目があった(画像2番目)。
おそらく、虫や雨が入り込むので、カバーをしているのだろう。
切れ目から切符を通した。
そして、田村駅のホームにびっくり!(画像3番目)
長いホームが、相対でなく、完全にズレて設けられている。
このようなホームを「千鳥式」というのだが、
跨線橋を先頭位置にして、こちら側と向こう側にホームがある。
これほどに長いホームが千鳥式になっているのは、初めて見た。
画像下はYahoo地図の航空写真で、
画像の中心が跨線橋、そこから上下に延びるのが、ホームの屋根。
そして、画像の端から端まで屋根のないホームが続いている。
千鳥式になっているのは、タブレットを交換しやすくするのに、
上下の列車を駅舎の正面に向かい合わせ風に止めたため。
昔は、跨線橋でなく踏切になっていて、タブレットを持った駅員が
上りと下りのタブレットを交換するために、踏切を渡っていて、
乗客も踏切を渡って反対側の列車に乗ったのだろう。
現在はホームの安全確認がしづらいので、長い列車が止まる駅では、
相対式のホームになっている駅が多い。
もしかすると、これは、日本一長い千鳥式ホームかもしれない。
現在、サンダーバードなど、長い列車は、田村駅には停車しない。