2022/10/28(金)02:00
人生は一回限り
能登半島の北、輪島で、画像の電柱看板を見た。
「人生は一回限り」とある。
宗教の宣伝か、と思ったが、「なつめの店」とある。
「なつめの店」は輪島塗の有名店だ。
なぜ、人生は一回限りなのか?
なぜ、電柱広告にこう書くのか?
そう思ったのだが、「人生は一回限り」に打たれた。
当たり前の言葉だが、
そうだよ・・・一回限りなんだよ
ムダに生きている時間は無いんだよ
断捨離に励むより、残りの人生をしっかりと生きるんだよ
残りの人生をカウントダウンをして生きてはいけないんだよ
そう思った。
余命3年と言われて、
抗がん剤と闘いながらプラスアルファーを生き延びるより、
抗がん剤を止めて、短くても明るい終末を生きたい、
一回限りの人生なのだから・・・と思いながら・・・
どうにか4年半を生きてきた。
死後に極楽へ行けるようにと、現世で祈りを捧げて金を貢ぐ人もいる。
それも人生だが、一回限りの人生の使い方ではないだろう。
一回限りの人生をどう生きるか、輪島で、あらためて考えさせられた。
長寿の大藤大蛇にも触れてきたし、あと10年は生きたいものだ。
・・・10年は欲張りか・・・