2007/09/04(火)11:10
ノキアの電池爆発、妊婦がケガ インド
インドで近ごろノキア製携帯電話の電池が爆発し、妊婦が怪我をする事故が起きた。
携帯電話を充電しようとしたとこと、電池が爆発したという。
フランス通信社の報道によると、先月ノキアは自社の携帯電話に使われている一部の電池で加熱する不具合があるとして注意を呼びかけた。すでに全世界で100件あまりの爆発事故が報告されているという。
しかしインドの警察の発表では、今回の事故で爆発した電池はノキアのBL-D3シリーズの電池で、先月ノキアが発表したBL-5Cとは異なっている。また妊婦のケガの程度もひどくはなく、現在病院で治療を受けているとのこと。
今回被害を受けた妊婦はKishori Sahaさん(30)。爆発した携帯電話と電池は2004年に購入したという。
インタビューの中でKishoriさんは「携帯を充電器にセットしたら、10分くらいして爆発したの。爆発の瞬間空中に大きな火の玉が上がったわ。びっくりしてちょっと動けなかったけど、すぐに逃げたわ。」と答えている。
ノキアは今回被害にあった女性に対し賠償をする予定だ。この爆発事故について、ノキアは全世界で100件あまりの爆発事故が起きている事故と同様のもので、爆発の原因はおそらく電池の老朽化によるものだと発表した。