てきとう園芸日記

2007/06/07(木)04:11

エビネの様子(2007年 成長期)

エビネ(36)

エビネを鉢植えから地植えに植え替えてから約1ヶ月が経過しましたが,特にトラブルも発生せず,ゆっくりと株は生長しています. 植え替え直後(2007/5/3) 植え替え約1ヵ月後(2007/6/6) 上記の写真で一番手前の新葉が大きくなっているのがわかるでしょうか? 午前中に直射日光が数時間当たる環境で育てていますが(無遮光),葉焼けを起こすわけでもなく,厚みがあるシッカリと締まった葉になっています. その一方で古葉はやや痛み気味. 特に一昨年に新葉だったと思われる古葉(左の地面に付きそうな葉)は枯れ込みが広がっていたので,ハサミで一部を切り取りました. 葉自体の寿命もあるのでしょうが,ある程度遮光された環境で育てられた葉なので(株の育成者の方は『直射日光は厳禁』と仰っていましたからw)葉焼けを起こしやすい状態(薄くて大きい)だったとも考えられます. 葉を全て切り取らなかったのは,根の活動を停止させたくなかったから. エビネは地下にある偽鱗茎(バルブ)一つにつき二枚の葉と複数の根をもちますが,葉がなくなるとそのバルブの根が活動を停止してしまいます. すなわち葉が無くなったバルブ(=バックバルブ)になってしまうと,単なる栄養貯蔵庫なってしまうのです. 従って,葉を少しでも残してやった方が株の生長に有利であり,充実した新芽と花芽が形成されるわけです. 私の株は一ヶ月前の植え替え時にハッキリしたように,バルブが2つ(現在新葉の下で3つ目のバルブが太っている最中)だけでバックバルブが全く無い幼い株. 株分けorバックバルブを使った増殖法(イモ吹き or イモ吹かし)で早く株を増やしたいので,今はちょっとでも充実したバルブ&新芽を作りたいのです. そりゃぁ~葉焼けした部分がある葉や途中で切り取られた葉などは無い方がすっきりして見た目はいいでしょうが…. 尚,バックバルブを使った増殖法は,翌年から花を楽しめる株分けと違って,数年経過しないと開花株にはなりません. そう考えると,我が家でエビネがある程度の株数になるのは早くて5年後ぐらいですかねぇ. あぁ,その時にはもう4○歳. それまでガーデニングを続けていられるかなぁ~. なんせ飽き性なもので…. とりあえずブログをその時まで継続していたら奇跡でしょう.w だって生まれてこの方,日記なんて書いた事がなかったですから. 一年間続いただけでも奇跡的なことです. さて施肥管理ですが,植え付け時に緩効性肥料(マグァンプKの中粒)を30粒ほどばら撒いて以降,その翌週から毎週1回液体肥料(ハイポネックス原液の2000倍希釈液)を与えています.     マグァンプK        ハイポネックス原液 梅雨明けまではこのまま2000倍希釈の液体肥料を用い,梅雨明けから8月いっぱいは4000倍希釈液,9月に入れば3000倍希釈液,最高気温が30℃を下回るようになれば2000倍希釈液へ戻し,10月には隔週の施肥へ頻度を落し,11月以降は肥料を与えないつもりです. 夏場は窒素肥料分の無いハイポネックスハイグレード開花促進を2000倍希釈ぐらいで与えた方が効果的らしいですけど,まぁそこまで高価な肥料は必要ないでしょう. ハイポネックスハイグレード開花促進 まぁ値段が高いつっても450mLで1000円以下なのですけど…. せこっ! ------ エビネのその後の様子はこちら

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