2007/11/19(月)08:44
2007年6月の芝生管理まとめ
先月(6月)実施した芝生管理項目のまとめです.
雑草抜き---------------------随時(週末毎に数本抜く程度)
芝刈り-----------------------5回(2回はバリカンでの壁際の処理のみ)
オルトラン粒剤散布-------------上旬に1回
施肥------------------------上旬に1回(粒状 N-P-K:8-8-8)
クエン酸散布------------------上旬に1回(100g/20L)
サプロール乳剤散布------------上・中・下旬に1回ずつの計3回
(オレンジ色のきのこ発生箇所周辺へ)
オルトラン粒剤 クエン酸 サプロール乳剤
2007/6/30の芝生の様子
横から眺める分には何の問題もありませんが,上から見るともう一歩の感があります.
まぁ昨年も7/1の段階ではまだ完全に仕上がっていなかったので仕方ないかな.w
一年前(2006/7/1)の芝生の様子
とりあえず来月末には綺麗な緑の絨毯に仕上がっているでしょう.
さて,今年の6月の芝生で昨年と大きく異なるのは発生したキノコの動向.
昨年も例の不気味なキノコがこの時期に発生しましたが,ヒメホコリタケ(白くって見た目がマッシュルームの様に軸がほとんど見えないキノコ:芝に生えるキノコの代表各)の発生回数の方が多く,オレンジのブツブツキノコの発生は一度きり.
それに対し,今年の6月のヒメホコリタケ発生本数は0本(5月中旬から全く顔を出さない).
代わりにオレンジの不気味キノコが3回も発生して….
おかげで3回もサプロール乳剤散布を散布してしまいました.
あまり多用したくないのですけど妻の意向で….
ちょっと値は張りますが,タフシーバフロアブルを芝全面に散布した方が良いかも….
タフシーバフロアブル
このキノコ以外なら手で抜いてしまいますし,フェアリーリングで芝が枯死するほど重症化することも無いので,薬で防除しようとは思わないのですけどネェ~.
まぁ今年は我慢してサプロールと完熟堆肥散布による管理(arakenさんの『フェアリーリングの突っ込んだ話』参照)だけにとどめたいと思います.
まだ芝貼り数年で菌層が落ち着いていないだけかもしれませんしね.
実際この3年で年毎に発生するキノコの種類や本数は変化しています.
芝貼り初年度はキコガサタケが梅雨時に凄い数生えていましたし,昨年はヒメホコリタケが長期にわたって発生.
そして今年は不気味なオレンジキノコが何度も….
とりあえず気温や湿度条件が変化して,オレンジキノコが発生しない気象条件になってもらいたいものです.
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(追記)
クエン酸散布の効果については,有名なHP「芝生の減農薬省力管理 芝生の管理人」の 『酸や糖を使うメリット』 を御覧になってください.
そのページだけだと判りにくいかもしれませんけど,全体に目を通せば理解していただけると思います.
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