2009/01/16(金)03:34
チューリップ&スイセンのプランターに水遣り開始
最高気温がなかなか下がらないものの,園芸店には秋植え球根が並んでいます.
まぁ~既に9月下旬だから当たり前ですかね.
夜間温度は十分下がっていますし,日中でも屋外の日陰ならとても快適な温度だったりします.
そこで,6月後半から水も与えずに放置していた『球根を植えっぱなしの鉢』への水遣りを開始致しました.
この鉢にはスイセン・スージー,スイセン・チェンジングカラー,原種チューリップ・プライスタンスV.T.V.,原種チューリップ・レディージェーンの計4種類の球根が存在します.
今春は↓のように『可もなく不可もなく』の状態で終わってしまいましたが,来春は もう少し豪華に咲いてもらいたいものです.
2008/4/6の様子
同じように,上記2種のスイセンを植えっぱなしにしている鉢がもう1つあるのですが,そちらはコニファーのウィルトニーを植えていますので夏場も水遣りを欠かしておりません.
こちらは今春になかなか多くの花をつけた(↓)ので,来春も期待が持てます.
2008/4/6の様子
尚,これら二つの鉢の表面はバークファイバーでマルチングを行っており,地温が必要以上に上昇しないようにしています(冬場は保温効果があります).
そのきやまるちんぐ(バークファイバー)40リットル入リ
来春,どれだけの花が咲いてくれるのか,それぞれの球根の発芽が待ち遠しいっす!
さて次は球根繋がりと言う事でタカサゴユリの話題を.
そう言ってもタカサゴユリの球根ではなく,種(莢)の事ですけど.w
タカサゴユリ(&タカサゴユリと鉄砲ユリの交配種である新鉄砲ユリ)は他のユリと違い,種で簡単に増殖可能です.
他のユリも種で増えますが,開花株になるまでかなりの時間を要します(4~5年以上).
一方,タカサゴユリ(&新鉄砲ユリ)は播種1年以内に開花し(通常1輪のみ),2年目になると多くの花をつけてくれます.
実際,我が家の株は一昨年(2006年)の11月に播種したもので,昨年(2007)には開花していました.
『香りが殆ど無い』&『やたらノッポで(近くで観賞するには)バランスが悪い』&『花弁 と 「がく片」(ユリの花弁は3枚しかなく,残り3枚は「がく片」)に紫の筋が入る個体が多い』&『強健で繁殖力が強い為に野生化し(台湾原産の帰化植物)珍しさに欠ける』などの理由から園芸用にはあまり導入されていません.
しかし私のような無精者にとっては有りがたいユリです.
ただ球根や種の入手が容易ではない(購入できないと言う意味.野生化しているので,その気になれば簡単に種も球根も入手可能)という難点がありますが….
既に我が家ではこれ以上増やす予定はない(逆に減らして園芸品種を導入したいくらいw)ので種を作る必要はありませんが,せっかくだから1度くらい採種してみたいという事で莢を折らずに放置しています.
莢を残した株は地植えであるため,自然に任せたままのノーケア状態なのですが(御盆以降は施肥も行っていない),今月初め(2008/9/1)と比べると莢は太くなっています.
現在(2008/9/23)の様子
2008/9/1の様子
この調子だと11月上旬には採種できるかな?
最後もやはり球根繋がりでゼフィランサスの事を.w
先月中旬から途切れずに続くゼフィランサス(別名:レインリリー)の開花ですが,相変わらず『エイジャックス』が独走状態です.
昨日(2008/9/23)までの開花数は以下の通り.
カリナタ(サフランモドキ)(計34輪)
6/8 ~ 6/28 3輪
7/12~7/15 2輪
7/22~7/24 1輪
7/31~8/13 5輪
8/19~ 開花中 23輪
サンアントーネ(計36輪)
6/29 ~ 7/6 2輪
7/16~7/18 1輪
8/2 ~ 8/15 16輪
8/22 ~ 9/17 17輪
シトリナ(計9輪)
7/4 ~ 7/5 1輪
8/2 ~ 8/4 6輪
9/7 ~ 9/9 1輪
9/23 ~ 開花中 5輪
エイジャックス(計92輪)
8/2 ~ 8/16 8輪
8/22 ~ 開花中 84輪
ただ例年の事を考えると,前回書いたように『カリナタ』の健闘が目に付きます.
『サンアントーネ』に総開花数では及びませんが,8月後半以降の開花数だけで比較すると上回っているのです.
過去2年間,こんな事は無かったのですよぉ~.
もしかして鉢植えにして頻繁に水遣りをしている影響でしょうか?
でもあまり花を咲かせちゃうと球根が弱っちゃって拙いかな.w
それに水のやりすぎで乾湿の差が少ないせいか,ダラダラと数輪ずつ花が咲くから豪華な状態にならないし….
少し水遣りの間隔を空けた方がいいかもねぇ~.
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チューリップのその後の様子はこちら
スイセンのその後の様子はこちら
ゼフィランサスのその後の様子はこちら
タカサゴユリのその後の様子はこちら