2009/09/05(土)03:22
2008年 秋季古土再生作業の実施(微塵除去まで)
約一週間前(2008/11/3)に毎年恒例の(w)古土再生作業を実施しました.
但し古土の量はあまり多くありません.
今年の8月上旬までに存在した古土は既に再生処理実施済みですし(スナップエンドウとビオラの寄せ植えに利用して,もうほとんど残っていませんけどw),夏花が未だに元気だったりするので古土が発生せず,実質『「昨年購入したリカパン(正式名称:虹色スミレ with Licca)」を植え付けていた鉢』と『タカサゴユリを育てていた鉢』に使っていた土だけが対象です.
もう少し処理を先延ばしにしても良かったのですが,せいぜいアメリカンブルー&マリーゴールドを植えている鉢から古土が発生するくらい(スーパーチュニア,サルビアはそのまま冬越しさせますし,『コリウス&ハツユキカズラの寄せ植え』や『ベゴニア&キキョウ&シロタエギク&アイビーの寄せ植え』は枯れた植物の部分しか土を入れ替えませんし,カリフォルニアローズ・フィエスタ(八重咲きインパチェンス)の土は特殊(ゴールデン粒状培養土)なので別途処理を実施する予定)であり,作業時期を遅らせるメリットが少ないと考えたのです.
ゴールデン粒状培養土
逆に作業時期が遅れると北風が強くなり土が風で舞ってしまうため,作業が非効率になってしまうと判断したのです.
まず雨がかからない日陰で放置していた土をブルーシートの上に広げ,2日間(2008/11/1~3)乾燥させました.
乾燥後
続いて,いつも通り一番目の荒いフルイにかけ,鉢底石を回収し,ごみ(根等)を取り除きました.
さて,次が古土再生作業で最も面倒な作業になります.
それは『微塵の除去』!
初めて古土の処理を行ったときは,一番目の細かいフルイを通過した土を微塵として取り除き,通過しなかった土だけをその後の再生処理へ用いようとしたのですが,半分以上の土が通過してしまったので馬鹿らしくなり,結局微塵を除去しないまま作業を終えました.
しかし微塵成分を取り除かないのは明らかによくありませんので,その後は,momomimikikiさん考案の洗濯ネットを使った微塵除去方法を2年前(2006年)の秋以降採用しておりました.
確かにこの方法だと微塵成分だけが見事に除去できるのですが,目が細かすぎるためにとてつもなく時間がかかる欠点がありました.
そこで,古土の量が多かった今年の夏の古土再生作業では『微塵成分だけの除去』というものは諦め,一番目の細かいフルイを通過しなかった成分だけを再生土とし,フルイを通過した『微塵成分』と『再生可能なサイズの小さな粒』の混合物はまとめて他の用途へ転用いたしました.
しかしこの夏,またまたmomomimikikiさんが新たな微塵除去方法(洗濯ネットの改良版)を考案してくださったのです!
なんと微塵除去の時間が大幅に短縮されるとの話!!
そこで早速私も真似っこで~す.w
その方法での肝は洗濯ネットの代わりに↓を使う事.
なんだかわかりますか?
実はこれ,網戸ネットを適度な大きさに切ったものです.
私は24メッシュの物を用意しました(20メッシュが標準で,24メッシュは極細網目と呼ばれるようです).
これをフルイに挟み込み(↓),鉢底石とごみを除いた土を乗せてフリフリっす!
そしたら作業効率が高いの何の!
あっという間に作業は終わってしまいました.
網戸ネットを通過した微塵成分
網戸ネットを通過しなかった成分
但し,洗濯ネットを使用したときよりも微塵の粒がやや荒いように感じます.
気になる人はこの段階で洗濯ネットを使用すれば効率的かもしれません.
まぁ~私はこのレベルで十二分に満足致しましたので,更なる作業は実施しませんでしたけど.w
とりあえず今回分けた土は当分の間このまま封印です.
作業再開は来年の夏になります.
もし今後の作業に興味がある方がいらっしゃいましたら,今年の夏の作業をご覧ください.
どうせこれ以降は目新しいことなんてやりませんので,いつの実施内容を見ても同じですから.w
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古土再生作業のその後の様子はこちら