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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:コニファー
我が家に残存する8種9本のコニファーの内(定植時は10種11本ありましたが,2本は一昨年に水分不足で枯死),今春は4つを剪定しました.
特にサルフレア,ブルーアイス,グロボーサオーレアの3本は見た目で違いが判るほど切りました(って,それが普通の剪定ですねw). グロボーサオーレアは過去に大きく切り戻した事があるので何の心配もしていなかったのですが,気になっていたのがサルフレアとブルーアイス. これまでは樹形を乱すような枝の枝先を摘むような剪定をした事しかなかったので,ザックリといった時に調子を崩さないか不安だったのです. しかしそんな心配をよそに,サルフレアは順調に回復してくれました. サルフレア 剪定前(2009/3/20) 剪定直後(2009/3/20) 現在(2009/6/4) 『剪定直後』と『現在』の写真で違いが判りにくいかもしれませんが(実際樹形は殆ど変化無し),新芽が芽吹いたおかげで表面の色合いが全く異なります. また,伸びだした新芽が飛び出して,樹形をやや乱している部分もあります. 今年は頂芽をカットしませんでしたが,あまり樹高が高くなっても困りますので,来春は摘心も含めて剪定したいと思います. 一方,嫌~な雰囲気なのがブルーアイス. ブルーアイス 剪定前(2009/3/20) 剪定直後(2009/3/20) 現在(2009/6/4) このように剪定直後からあまり変化が無いだけでなく,内部の枝葉に枯れ込みが目立ち始めたのです(↓). う~ん,これはやばいかも…. ただブルーアイスは萌芽力が強い強健種なので,剪定で調子が悪くなったとは先ず考えられません. ブルーアイスなどのアリゾナイトスギが調子を崩す原因は根の傷みぐらいのはずです. ブルーアイスは根張りが弱い(根が少ない&浅根性)のが唯一の欠点ですから…. そうなると根が傷んだ原因があるはずですが,実は心当たりが2つあります. 1つは今年のバレンタインデーの午前中に吹いた強風. 木が傾いてしまうくらいでしたから,根が切れていても不思議ではありません. 強風で傾いたブルーアイス(写真の角度が悪く,どれだけ傾いているか判りにくいですがw) そしてもう1つが,強風対策に行った本格的な支柱の設置. 太い杭を6本も打ち込んだので,根をズタズタにしてしまった可能性があるのです. 用いた杭 地面に打ち込んだ杭 果たしてどっちが原因でしょう? もしくはそれらの相乗効果でしょうか? それよりもブルーアイスは今後枯死に至ってしまうのでしょうか?! 単に内部の枯れ込みが新陳代謝の一環であれば良いのですが…. グロボーサオーレアや別の場所に植えているグリーンコーンは冬季に内部に刈れ込みが目立つって記憶があるのですが,ブルーアイスの内部で刈れ込みが目立った記憶が無いのですよねぇ~. しかも時期が異なりますし…. あぁ,もし枯れちゃったら嫌だなぁ~. せっかく80cm程度の幼木からここまで育てたのに…. 定植8ヵ月後(2006年5月末)の様子 って,殆ど手入れなんぞしていませんので,勝手に育ったと言った方が正しいかな? とりあえず枯死しちゃったら代わりに何か植える必要があるでしょう. でもコニファーは草花と違って値段が高いのですよねぇ~. まぁ~木と草花を比較する事自体間違っていますけど.w それに一部の品種(ポプシー等)を除き,コニファー以外の庭木よりは遥かに安価ですし. ただ問題は,欲しいなぁ~という品種が簡単に入手できない事です. 以前『花工房』さんから購入した時は,ある程度の量をまとめて購入したので送料が割安でしたけど,1本だけ購入した場合は(品種によって)送料の方が高くなったりしちゃいます. 流石にそれは馬鹿馬鹿しい訳で…. いっそのこと,気まぐれで育成中のコリンスゴールド実生苗でも植えつけようかなぁ~. しかしこれが定植可能になるのは数年先の話. それに同じ品種を並植しちゃうことになっちゃうのですよねぇ~. 葉色が黄緑~ベージュ(季節により変化)なので,並植すると落ち着かない色合いになる気がするのです(緑色の並植なら問題ありませんが…). ブルーアイスよ,お願いだから枯れないでくれぇ~! ------ コニファーのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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