2009/07/21(火)23:25
ミニトマト・アイコを初収穫!
今月上旬(2009/6/6)から色付き始めたミニトマト・アイコですが,本日初収穫と相成りました.
甘みたっぷりのプラム型トマトアイコ9cmポット 1株
実際には10日ほど前(2009/6/12)に収穫可能な実があったのですが,『房を丸ごと収穫したい!』との野望(w)がありましたので,『完熟した実が虫や鳥の被害にあわないでくれよぉ~』と祈りつつ,第一花房の実が全て熟すまで待ち続けていたのです.
しかし先端の実になるにしたがい,着色し始めてから完熟するまでに時間がかかるようになってしまい…(9番目の実が色が薄い).
収穫前の第一花房
『完熟した実を収穫しない事が他の実の完熟を遅らせている原因か?』との考えが頭をよぎったら最後,居ても立っても居られなくなり本日収穫してしまった(w)のですが,果たして残った実はちゃんと熟してくれるかな?
まぁ~最近お日様があまり顔を出していなかったので,単に日照量不足が原因だったのかもしれませんけどね.w
今回収穫した実は『カルシウム不足or過乾燥で『尻腐れ』させてしまった2つの実』の一方を含めた9つ.
第一花房から収穫した実
早速朝食に食べましたが,『尻腐れさせてしまった実』も含めてとっても甘かったです.
ただ正常な実に比べて小振りでしたし,もう一方の『尻腐れさせてしまった実』は一向に色付く気配がありませんが….
尻腐れさせてしまった実
しかし『実の大きさの違い』&『熟さなかった事』は他に原因があるのかもしれません.
『尻腐れさせてしまった実』は『花房の先端&先端から二番目の実』なのですが(熟していないのは先端の実),第二花房以降の房を見ても,『花房の先端』に近い部分の実は小さいのです.
ちゅーか,運良く『第一花房』は無事全ての蕾が開花して結実しましたが,『第二花房』では『花房の先端の蕾は開花せず&先端から二番目の実は落果』してしまいましたし(水切れさせた影響かもしれませんけどw),『第三花房』も先端の蕾は開花しませんでした.
これまで各花房へコンスタントに10個以上(~13個)の蕾が発生していますが,もしかしたら1つの房から採取する実は9個までとし,それより先は早々に除去してしまった方が得策なのかもしれません(充実したサイズの実を多く得るため,小さな実しかできないと思われる部分を切除して栄養分の浪費を抑える).
通常ミニトマトに摘果は必要ないのですが(大玉トマトには必須の作業),アイコは少し大き目の実をつけるミニトマトですしねぇ~.
もう暫く様子を見て,同じようなことが続くなら摘果してみたいと思います.
さて株全体の様子ですが,この10日間であまり成長していないように感じていました.
実を完熟させるためにエネルギーを費やしているせいなのかなぁ~と思いつつ株の高さを測ってみると,約10日前から25cmも伸びていて115cmになっておりました!
第六花房の存在が確認できるようになってから開花開始(2009/6/17)まで2週間近くかかりましたので,絶対に成長が鈍化していると思っていたのですけどねぇ~.
いやぁ~,感覚だけに頼っていると駄目ですね.w
第六花房
って,第六花房はW花房になっているじゃん!
気になってネットで調べてみるとミニトマト系では良くある事のようですが,我が家では初めて観察された現象です.
まぁ~,昨年1株,今年1株の合計2株しかミニトマトを育てていません(しかも昨年はミニより一回り大きいミディタイプ),タマタマこれまで巡り合わなかっただけでしょう.
それとも,水捌けが良く保肥性が弱い用土(日向土)で水分と肥料を控え目に育てているので,実が過剰(?)に出来て株に負担がかからないよう,株自身が自重しているのかな?w
日向土 小粒 約14L
とりあえず現時点の全花房の状態は以下のようになっています.
蕾の数 開花数 結実数 収穫数 備考
第一花房 11 11 11 9 尻腐れ2個発生
第二花房 11 10 10 - 落果1個&未開花1個発生
第三花房 13 12 12 - 未開花1個発生
第四花房 13 12 12 - 未開花1個発生
第五花房 12 12 12 - -
第六花房 18 16 12 - 落果1個発生&開花進行中
第七花房 10 3 - - 開花進行中
第二花房
第三花房
第四花房
第五花房
第七花房
一方,2本仕立てに挑戦するために『残した腋芽』ですが,まだ仮支柱への誘引しか行っておりません.
既に小さな花房も確認できるのですが(蕾が4つ),茎が細く短いため,本支柱を立てていないのです.
もう少しシッカリした茎になった時点で新たな支柱を立て,そちらへ誘引を行いたいと思います.
尚,最近は隔日で給水しているせいか,水切れを起こす事はなくなりました.
ただし更に気温が上がれば毎朝1回の給水が必須になってくるでしょう.
微量要素補給を兼ねて土壌の過乾燥防止のために手持ちの完熟堆肥を用いてマルチングを行いましたが,それでは不十分のようです.
昨年育てたミディトマトより,ミニトマト・アイコの方が水切れを起こして萎れやすいと感じるのですが,アイコって水分要求度が高いのですかね?
それとも根が鉢全体に回っていないから水切れを起こすのかな?
昨年は鉢の内部に細根がビッシリ張っていましたが….
アイコが裂果し難い性質である事を考えると(実際,多少の雨なら雨曝しにしても裂果しませんでした),前者のように思うのですがねぇ~.
それに早くもマルチング部分へ根が張ってきていますので,根が張る速度も早いと想像できるのです.
今後の収穫量を考えるのも楽しいですが,シーズンオフになって根がどんな状態になっているのか確認するのも楽しみっす!
って,そんな事を今から考えているのはオカシイ?
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ミニトマトのその後の様子はこちら