2009/08/05(水)05:33
ジャノメエリカの挿し木,一体何本が活着?
5月末の時点で挿し穂の約半数(穂が萎びて未発根)を処分したジャノメエリカですが,残した穂も調子が良くありません.
頂芽から出ていた新芽も一旦殆ど枯れてしまいました.
その後改めて新芽が出てきた穂もありますが,現時点で9本中2本は新芽が全く認められない状態です.
新芽がある穂
新芽がない穂
そんな訳で,6月上旬には半日陰へ出す予定でしたが,つい最近まで日陰に置いたままでした.
しかしいつまでも日陰に置き続けている訳にもいきません.
とりあえず『新芽が消失した穂』も穂自体が萎れたりする事は無かったので数日前(2009/7/7)に半日陰へ出しましたが,一体何本の穂が活着してくれるでしょうか?
ちゅ~か,それ以前に発根している穂が何本あるのかな?w
尚,根元に転がっている白い塊は緩効性の化成肥料です(2009/6/24 に散布).
発根していない穂に肥料を与えると,浸透圧の問題で穂が萎れると考えられますので,新芽がある穂は僅かでも根があると信じたいのですが….
一方,夏越しの為に5月下旬に寄せ植えから鉢戻しした親株は,約一ヶ月前(2009/6/6)から日向に出しっぱなしです.
ただし我が家は土地の四面が東西南北に向いていませんので(30°前後ずれている),太陽高度が高い夏場は日向(南面)でも午後2時頃には日が当たらなくなっちゃいますけど.w
しかしそれが逆にジャノメエリカには適しているのか(一般的にエリカ類は暑さに弱い),株は順調に成長してくれました.
まぁ~ジャノメエリカは関西で地植えでも枯れない程の耐暑性を持っているので(エリカ類の中で耐暑性No.1?),もっと日当たりが良い場所に置いていても大丈夫かもしれませんね.
ただ残念な事に樹形がとてつもなく悪い育ち方をしていて….
頂芽付近には新芽が大量にあり,将来的に樹形が良くなる可能性もありましたが,下方は枝が少なく,あまり楽観視出来る状態ではありませんでした.
そこで先週末(2009/7/4)にチョロっとカット!
決して満足できる樹形ではありませんが仕方ありません.
だって今大きく刈り込んじゃうと,来春に花が着く枝が無くなっちゃいますからねぇ~.
今後適宜コマメに樹形を整えていこうと思います.
そうそう,この株にも先月下旬(2009/6/27)に緩効性の化成肥料を与えました.
『エリカは痩せた土地が好き』という事なので,例年夏場は肥料を切って育てていたのですが,先シーズンも先々シーズンも花数が少なかったのです.
そこで今年は夏場も肥料を与えてみたのですが,果たして来シーズンは花がイッパイ咲いてくれるかな?
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ジャノメエリカの挿し木のその後の様子はこちら
ジャノメエリカ(親株)のその後の様子はこちら