|
テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:ポインセチア
短日処理未実施でも苞葉の発色が始まっていたっぽいポインセチアのフリーダムですが,前回公開時(2009/10/23)の一週間後(2009/10/30)にはここまで苞葉の面積が増えていました.
手前:2008年挿し木株 右奥:2007年挿し木株 左奥:2006年挿し木株 先週末(2009/10/30) 約二週間前(2009/10/23) 一週間でこれだけ色付いた苞葉が増えたなら,もう短日条件下で管理する必要はないでしょう. また天気予報で『週明けから最低気温が10℃を下回る日が続く』となっておりましたので,先週末に屋内へ取り込むと同時に短日処理を終了致しました. 苞葉を大きく育てるためには,最低温度15℃以上で管理する必要があるらしいからです. ただし,あまり高い温度条件下に置いてしまうと,花芽分化よりも成長を優先させてしまうため,赤くなりかけた苞葉が黒ずみ(緑色が混ざるため),新葉が出てきてしまいます. そこで現在はカーテン越しの日光が当たる場所(リビング)に置いています. 苞葉を育てるためには適度な日照量も必要ですが,この状態だと日照量が足りないかもしれません. 日中は屋外で管理し,夜間に屋内へ取り込めばこの問題は解決しますが,この時期にそんな事をするとオンシツコナジラミやカメムシを屋内に持ち込んでしまうことになります. 従って屋内管理を開始するなら,終日屋外へ出したくないのです. とりあえず約2週間後に我が家から『2008年挿し木株』が旅立っていますので(実家経由で姉のもとへ~),それまでにある程度の状態になっていてもらいたいです. 実家で暫く預かってもらう事になるのですが,実家は我が家に比べると冬は寒いので…. 屋外の温度は我が家の方が低いのですけどねぇ~.w 一方,同じポインセチアでもレッドフォックスは未だにハッキリとした発色が認められておりません. な~んとなく発色が始まったようにも見えますが…. 左:2008年挿し木株 中央:2007年挿し木株 右:2006年挿し木株 温度条件から言えば発色し始めても良い時期なのですが,フリーダムのような早生品種ではないため,まだ暫く短日処理が必要なのかもしれません. な~んせ短日処理を開始するのが遅かったですから…. フリーダムは短日処理が不要(=自然の日照時間で間に合う)ですが,レッドフォックスはそうはいかないようです. 従って,レッドフォックスはまだ屋内へ取り込んでいません(夜間は屋外のウッドストッカーで管理). 耐寒性がフリーダムより高そうですし,まだ屋外管理でも休眠状態になったり,枯死したりすることは無いと判断したのです. さすがに今週の週明けから3日間は,夜間のみ屋内(中二階の『蔵』)に入れましたけどねぇ~. とりあえず遅くても3週間後には終日屋内管理へ移行するつもりですが,それまでに明らかな発色の兆しが出て欲しいっす! 尚,今年度の挿し木株は両品種とも既に屋内へ取り込んでいます. ただし置き場所はリビングではなく,子供部屋の窓際です. 小さな株なので,十分窓枠に置けるのです. ここなら温度が上がりすぎる事はありませんし,次女の襲撃を受けずに済むといったメリットもあります.w 本当はリビングに置いているフリーダムの『2006~2008年の挿し木株』もここへ置きたいのですが,物理的に不可能なのです. それこそ子供机を取っ払ってしまい,専用の台でも置けば話は別ですが…. ------ ポインセチアのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 18, 2009 02:05:18 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ポインセチア] カテゴリの最新記事
|