2010/02/15(月)08:50
既に問題が発生したスナップエンドウ
昨年の11月末に『昨シーズンは1月から虫害が発生しましたが,今シーズンは何とか発生時期を遅らせるように頑張るぞぉ~!』と張り切っていたスナップエンドウ(スナックえんどう)ですが,早くも害虫が発生しておりました.
つるなしスナックえんどう
気が付いたのは約一週間前(2010/1/3).
エカキムシ対策に粘着トラップ(ホームセンターで購入した同等品)を設置し,アドマイヤー1粒剤を株元へ散布した際に各苗をチェックしてみると,数匹のウワバの幼虫が…(一般的にアオムシと言われている(?):以前写真を公開していますので,今回はあえて載せません).
粘着トラップ ペタット10×25cm(10枚入り) アドマイヤー1粒剤 3Kg
とりあえず判る範囲で駆除(テデトールw)しておきました.
とにかくまだ目で見て判るほどの食害が無かったのが救いです.
また豆類の天敵であるエカキムシの害も認めらおりませんので,何とか害虫(による被害)をコントロールできている状態では無いでしょうか.
ただ粘着トラップ設置後,次々とエカキムシの成虫らしき物がトラップされておりますので,既に卵を産みつけられている可能性が高い気もしますが….
昨シーズンは1月半ばを過ぎてから奴らによる被害が目に付くようになりましたので,暫くは注意深く観察し,発見次第駆除(ウワバの幼虫はテデトール&エカキムシは手で押し潰す)しようと思います.
尚,播種が遅かった影響で株の成長が例年に比べて遅れておりますが,特に問題とはならないでしょう.
今年の様子(2010/1/11)
昨年の同時期の様子(2009/1/17)
一昨年の同時期の様子(2008/1/13)
3月になって気温が上がれば一気に成長して差が判らなくなるはずです.
それに一昨年の様に花が咲いて結実までした状態だと,実が充実せずに終わってしまい,エネルギーを無駄に消費してしまいかねません.
更に小さな苗の状態の方が耐寒性が高いそうですので,この時期はこの程度のサイズで十分だと考えられます.
また株サイズは小さいですが,株元からの分枝が活発で,沢山の子ツルが出ていますので,最終的に多くの収穫が期待できます.
孫ツルまで出てくると除去しなければなりませんが(実がなる数:親ツル>子ツル>孫ツル),育てている品種は低段から実が生る早生分枝旺盛タイプ(草丈が高くならない)ですので,子ツルは除去せずに多収穫を目指したいと思いま~す!
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スナップエンドウのその後の様子はこちら