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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:ポインセチア
クリスマス翌日(2009/12/26)と年明け(2010/1/4)にザックリ刈り込んだポインセチアですが,早くも新芽が芽吹いています.
左奥:フリーダム(2007年挿し木株) 左中央:レッドフォックス(2007年挿し木株) 右奥:レッドフォックス(2006年挿し木株) 左手前:フリーダム(2008年挿し木株) 右手前:レッドフォックス(2008年挿し木株) レッドフォックス(2007年挿し木株) フリーダム(2007年挿し木株) フリーダムは節を拡大しないと確認できませんが,レッドフォックスは少し離れて見ても新芽が判る大きさになっています. 単に成長が早いだけでなく,多数の新芽が確認できます. 例えば2006年挿し木株だと,ザット数えただけで30個以上の新芽が…. 今年からポインセチアは各株枝数を10本以下に減らす予定ですので,そんなに新芽があっても仕方ないのですけどねぇ~. とりあえず摘めるほど育った新芽はまだ少ないので放置しておきますが,程よい大きさになった時点で容赦なく間引いてしまいたいと思います. そうしないとまた失敗を繰り返すことになっちゃいますからね.w 今年こそは全株をクリスマスに間に合わせて色付けてやるぞぉ~! 尚,レッドフォックスの成長再開が早いのは例年の事です. 秋も遅くまで成長を続けますし,フリーダムに比べ成長適温が低温側に広いのでしょう. そんな訳で,短日処理実施時と異なって順調なポインセチアですが,1つ困った事があります. それは↓. これ,なんだか判りますか? 拡大するとこうなります. 毎年ポインセチアの鉢から発生するのですが,今年は特に多い気がします. ハッキリと断言できませんが,おそらくこれはキノコバエでしょう. キノコバエの場合,幼虫の駆除にネオニコチノイド系薬剤が有効なのですが,我が家の場合,晩秋にポインセチアを屋内に取り込んで以降は殺虫剤の散布を止めています. 次女がしょっちゅう屋内の鉢の土を弄くる為,薬剤を撒きたくないのです. そして屋外管理時に撒いた薬剤の薬効が切れてくる頃に奴らが数を増して…. そんな事からも奴らはキノコバエだろうと推察されます. キノコバエの幼虫は株基をかみ切って穴を掘り餌にするそうで,挿し木直後の苗だと適切な発根が遅れたり,阻害されたりするそうです. 最悪の場合,挿し木が枯れてしまう事もあるそうです. しかし我が家の場合,既に十分育った株が大半ですし,直接的な害は出ないでしょう. ただただ不快なだけで…. そんな訳で奴ら(成虫)を駆除しようとした結果,上記の写真の様に死骸が鉢周辺に散乱するのです. でも既に述べたように薬剤は散布しておりません. それなのに死骸が転がっているのは…. ベープマットを焚いているから~! 私が小学生の頃から使っている旧式ですが(w),ちゃんと効き目はあります. スプレータイプの殺虫剤のような即効性は無く,かつ成虫にしか効果はありませんが,卵を産む前に成虫が死んでくれれば個体数が徐々に減少していくはずです. 実際ベープマットを焚き始めてから,転がる死骸の数は徐々に減っています. 使い始めた2週間前は写真の3倍以上の死骸が転がっていました. このまま完全駆除できれば良いのですけどねぇ~. 尚,キノコバエの駆除にはネオニコチノイド系薬剤だけでなくIGR系殺虫剤が有効だそうですが,我が家にはあるIGR殺虫剤はマッチ乳剤だけです. マッチ乳剤 250ml IGR剤(昆虫成長制御剤)はその作用機序の面から一般的に哺乳動物に対して安全性が高いので,屋内の植物にも使いたいところなのですが,如何せんマッチ乳剤の適応作物名にポインセチアは無く,適用病害虫名にもキノコバエは含まれておらず…. おそらく薬害は出ないでしょうし,効果もあると思うのですが,ナカナカ使用に踏み切れません. いつもの私らしくありませんけど.w とりあえずもう暫くベープマットだけで様子を見て,それでも根絶できないようでしたらマッチ乳剤を使ってみようと思いま~す! ------ ポインセチアのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 19, 2010 06:39:55 AM
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