2010/08/07(土)06:14
エビネのバックバルブから芽が出ました
今年の晩春に株分けを実施したに株分けを実施したエビネですが,その際にバックバルブを用いた株の増殖(イモ吹き or イモ吹かし or バルブ吹かし)にもチャレンジしておりました.
しかし初めての挑戦でしたので,バルブから芽が出るまでどれくらいの期間が必要なのか全く判りませんでした.
バルブ吹かし実施直後(2010/5/29)
とりあえず明るい日陰に置き,植え込み資材であるミズゴケが完全に乾く事が無い様,週に一度は給水を行っていたのですが,あまりジックリとバルブをチェックしたりする事はなかったのです.
ニュージランド産水苔 500g
そんなある日の事(2010/07/30),給水する際に何気なく鉢を良く見てみると….
見事に出芽しているシィ~!
ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ ランラン♪
ただし2つあったバルブ塊の内,新芽が出てきたのは一方だけなんですけどネェ~.
まぁ~出芽した方が『通常サイズのバルブ3個』を用いていたのに対し,出芽しなかった方は『通常サイズのバルブ1個+矮小サイズのバルブ1個』の組み合わせだったので(しかも古いバルブ),新芽が出なくても当然かも.w
出芽していない方はもう諦めて廃棄した方が良いのかもしれませんが,それ程場所をとる訳でもないので,もう暫く放置しておこうと思いま~す.
一方,出芽が認められた鉢は先週末に日陰から『遮光した半日陰』に移動させました.
株分け後に植え付けなおした親株(?)へ先月半ば(2010/7/17)に遮光ネット(遮光率45%)トを設置しましたが,その親株の手前(遮光ネットの裏)に置き場所を変えたのです.
遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45%
まだ施肥は一切行っておりませんが,暑さが峠を越えた時点で緩効性肥料(マグァンプK(中粒))を少量ミズゴケ表面にばら撒く予定です.
マグァンプK
バルブに蓄えられた栄養分で新芽は成長できるでしょうから,慌てて施肥する必要は無いでしょう.
実際ちゃんと新芽は大きくなっております.
現在(2010/8/6)
また気温が高いと肥料成分の溶出が必要以上に早まってしまいますから,下手に今肥料を与えちゃうと,それが原因で根が傷んでしまう可能性もありますからネェ~.
来春には親株の側に定植してしまいたいと考えていますが,それまで新芽が枯死しちゃったりしないよう,十分気をつけたいと思います.
ところでその親株ですが,遮光ネットの設置位置が甘かったため,正午前に一部の葉に直射日光が当たる状態になっておりました.
その結果,その部分の葉が
少し焼けてしまって….
まぁ~これくらいの軽い葉焼けなら,来春まで葉が枯れるところまでは進行しないのですけどネェ~.
ただあまり強光に当てて葉を傷めると,耐ウイルス性が落ちるという話もありますので,少しネットの位置を調整して直射日光が当たらないようにしておきました.
まだ流石に新芽は出てきておりませんが(例年秋になってから出芽),この程度の葉焼け具合なら良い感じに地下で新芽が形成されているのでは無いでしょうか(暗い日陰にある株より,軽く葉焼けする程度の場所にある株のほうが開花率&増殖率が高い).
ちゅ~事で来春の開花時期が楽しみっす!
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エビネ のその後の様子はこちら(作成中)