2010/12/16(木)01:35
実家の植物は,どうして…
先週末に実家に帰った,と数日前のブログにチラッと書きましたが,その際 目にした実家の植物達の姿は酷いものでした.
先ずスーパーチュニア ミニストロベリー・ベインの2009年夏期の挿し芽株ですが,3株中2株が枯死しておりました.
とりあえず枯死した2株は引っこ抜いておきましたが(ほとんど抵抗無くスッポリ抜けました),残り1株もほとんど葉がありません.
こりゃぁ~冬越し以前に枯れちゃいそうです.
一体どんな管理をしていたのやら….
9月末(2010/9/26)に実家に帰った際,あまりにもミットモナイ姿でしたので,冬越し&再生のために切り戻したのですが,きっとその後も毎日水遣りをして根腐れさせてしまったのでしょう.
葉が減ったのだから土が乾かなくなっているというのに….
私の母は,土の状態や植物の状態を見ながらケアの方法を変えるって事が出来ない人間です.
なんせ草花の育成本なんて読まないですから.
一般的に『水遣り3年』と言いますが,母は一生水遣りがちゃんとできないのだろうなぁ~と思います.
さて,もう1つ酷かったのがガーデンシクラメン.
無事夏越しに成功したのは良いのですが,あまりにも葉が少なく,クラウンも少ししか存在しません.
適切な管理(?)で開花にまで至っている我が家の夏越し株とはエライ違いです.
こんなになってしまった原因は,思いっきり夏場の管理が不適切だった事.
夏越し準備(寄せ植えの解体&鉢戻し)は私が行ったのですが,その後の管理がねぇ~.
まず夏場に日陰じゃなくって半日陰で管理し,株を弱らせたようです.
オマケに水切れをさせていた事もありました.
その事を指摘すると,何をどう血迷ったのか,球根を深植えにしちゃうし….
私がちゃんと球根の上半分(根が出ていない部分)が地上に出るようにしていたのに,周りの土を寄せちゃって,球根側面から出ていたクラウンまで土の中に.
当然そのクラウンは枯死しちゃいました.
で,その事を指摘しつつ,余計な土を掻き分けて修正したのですが,今度は寄せ植えに戻す時に….
タイミング的に定植適期は実家へ帰るタイミングではなかったので,電話で『ソロソロ定植時期である事』&『深植え厳禁で,根が生えている部分だけ土に埋める事』を伝えたのですが,逆に根をむき出しの高植えにしちゃっていたのです(上記写真).
そこで今回慌てて修正しようとしたのですが,ここで根本的な問題に気がつきました.
何とそれぞれの株の植え付けの高さがバラバラだったのです.
土を加えるにしても,どれか1つの株に丁度良い土の量は,他の株には多すぎだったり少なすぎだったりで….
はぁ~….
仕方ないので,ある程度の線で妥協したのですが,最後にまたもや問題が!
水を遣ったら,水が鉢に溜まってナカナカ鉢底から出て行ってくれないのです!!
聞いてみると,昨年植えていた鉢にそのまま植え込んだと….
そりゃぁ~土の団粒構造が崩れて水捌けが悪くなっているに決まっているだろぉ~!!!
古土再生なんて面倒臭い事は絶対に出来無いでしょうから,ちゃんと古土は廃棄して(小さな鉢の古土を捨てるスペースなら幾らでも庭にあります)新たな培養土を使って欲しかった….
まぁ~あまりに酷い状態だと自分でも思ったのか,新しい開花株を3つ購入してきて定植しておりましたけどね.w
でもこの配色って….
センスの無い私から見てもちょっと….
しかも鉢の土は,昨年別の花を育てていたマンマだって事だし…(多分パンジーを育てていた鉢).
もう園芸のイロハも知らずに花を植えようとする人は始末におえないっす!!!!
そんな母でも唯一良い感じに育てられているのがシャコバサボテン.
教えた通り葉摘みを行ったおかげで(ちょっとフライングをして9月半ばにやっちゃったそうですが),多くの蕾が同じような大きさで葉先に付いております.
とりあえずこれはだけは期待できるかな?
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実家の植物のその後の様子はこちら