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東京都練馬区 社会… 代書屋sr▼・ェ・▼さん
<ししぃの館> Sissi@管理人さん
2007年09月20日
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カテゴリ:監査ネタ
本日は、内部統制の文書化という地味な作業をやってきました(--ゞ
会社がやってる業務のコントロールを文書におこす作業です。

たとえば売上だと、販売→債権管理→入金処理みたいな、一連の流れがありますよね。この「販売」「債権管理」とか、個々の業務(これをサブプロセスといいます)について文書化します。

業界では三点セットとよんで、各サブプロセスについてフローチャート・業務記述書・リスクコントロールマトリクスというモノを作ります。

フローチャート業務記述書は、そんなに難しくないので、会社さんに作ってもらいます。あるがままの状態をかくだけです(^^)問題は、リスクコントロールマトリクス(@_@;)これは何かというと、会社が業務をやってるといろいろリスクというのが出てきます。たとえば、現金商売だと従業員が着服しちゃうようなリスクってありますよね。そういうリスクを洗いざらい拾い出して、会社がどういうふうに防止策を採っているか(例:販売係と入金担当者を分けて、最後に照合させる)を文書にするのです。

・・・このリスクの拾い出しが、会計士の腕の見せ所(^^)・・とはいえ、結構むずかしいです(--;

で、なんでこんな地味な作業をやっているかというと、日経新聞読んでいる人はご存じかもしれませんが、来年の4月から上場企業は内部統制についても監査の対象になるからなんです(^^;)

内部統制と監査の関係は?というと、これもちとややこしいのですが、監査というのはいわば手抜きの効率性追求の技術です。たとえば、売上だったら入金記録と現金を付け合わせしていくと莫大な量になりますよね?そこで監査では、あるていど端折ってしまい会社が信頼できる内部統制を持っていて、それがうまく運用されているようでしたら、そいつをある程度信頼してしまって監査は内部統制でフォローしきれない必要最小限の部分だけをやりましょう、っていう考え方があるんです。(これをリスクアプローチっていいます)

で、いわばその下準備のため、内部統制を文書化する作業が4月にむけ、上場企業で必要となっているのです(--;)まあ、でも淡々とやるから結構監査とは違う意味で疲れますよ。





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最終更新日  2007年09月20日 23時50分04秒
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