688456 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

●世田谷区の会計事務所で会社設立●

●世田谷区の会計事務所で会社設立●

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

●さすらいの節税人●

●さすらいの節税人●

カテゴリ

カレンダー

お気に入りブログ

東京都練馬区 社会… 代書屋sr▼・ェ・▼さん
<ししぃの館> Sissi@管理人さん
2008年03月30日
XML
カテゴリ:事務所日記
(^_^)/ども!早起きのニワです

(^^)今日のお題は、マニアックなネタでイスラム送金「ハワラ」と呼ばれるしくみです。

クアラルンプール駅

マレーシアのクアラルンプール駅です(^^ゞ(本文とは直接関係ありません)

 イスラム圏の人は出稼ぎが多く、たとえばパキスタンの労働者がクウェートで働いていたりすることがあります。

 では彼らがクウェートからパキスタンにいる家族に送金するとき、ご丁寧に外為取扱銀行にいってるのでしょうか?実は違います。

 町中に送金屋さんがあって、そこにいったんお金を預けるのです。

 おなじイスラム圏内のパキスタンにも送金屋さんがあります。そこへ「●●さんから、●●さんの家族に●●円払ってやってくれ」と、さきほどの送金屋さんから連絡がきます。

 家族はお金を受け取って、送金終了(^^)

 でもチョットへんですよね?このままでは、クウェートの送金屋さんは貰い得で、パキスタンの送金屋さんはお金とられて損ですよね?
 
 そこで反対取引が必要になります。逆の取引をぶつけるのです。たとえば、クウェートの会社がパキスタンに石油を輸出したとき、パキスタンの通貨を送金屋にもちこんで、かわりにクウェートの送金屋で現地通貨を引き出します。それぞれの送金屋は、収支が相殺されてチャラになります。これがハワラの仕組みです。

 ハワラと似たような仕組みは、華僑送金などにもあります(^^ゞ
 国際的ネットワークのある組織では、よく行われているようです

 ただ一歩間違えば、マネーロンダリングにも利用されかねない手法です。
 なんせ送金したという記録は、いっさい残りませんから。
 9・11資金を送金したのがハワラと言われています。

 したがって、このような相殺取引を禁止している国は多いです。
 日本でハワラをやると、無認可預金に該当し銀行法違反になります。

 ただし金銭ではなく、売掛金や買掛金を相殺することは日本でも問題ありません。
 たとえば、ある国に売り・買い両方多額の取引がある会社の場合、
 現地商社を設立して取引を集約させて相殺すれば、
 決済する外貨が少なくなります。ハワラの応用ですね(^^ゞ

 じっさい銀行の為替手数料って高額ですから。かなり節約になります(^^ゞ

(^_^)/では!

ブログランキングバナー←ぽちっとお願いします<(_ _)>


 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年03月30日 22時12分42秒
[事務所日記] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.