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テーマ:船舶免許(4)
カテゴリ:船のある生活
先日、小型旅客安全免許をとってまいりました。
なにやら一般の人にとっては見慣れない単語ですが、小型船舶でお金とってお客さんを乗せるときに必要な免許です。(通称:特定免許)これがあれば渡し船も営業できる。いわば小型船舶の2種免許です まあ本音をいうと、自己研鑽の一環みたいなもんです。いまの小型船舶免許制度では資格制度が簡略化されすぎまして、人命救助や航海術は「あんたら勝手にやってよ」状態になってます。旧船舶免許の時代はみっちり人命救助をやったらしいのですが、規制緩和というやつでしょうか。お客さんを乗せるとするとチョット不安ですよね。そこで安全講習を集中的にやる旅客免許を取るに至ったわけです。 というわけで、朝っぱら(9時)から横浜の教育機関にいってまいりました。 免許とはいえ、別に試験はありません。ただ講習うけておわり。いたって簡単にとれます。 しかし講習内容は充実! ・救命訓練 ・救命いかだ体験 ・船の転覆防止法 ・船の放棄 など、フツーの小型船舶免許では習えないプラスアルファが習えます。教官は海上自衛隊の艦長だった方「海のおとこ」ですね~ 講義で印象にのこった知識を、ちょいといくつかかいときます。(備忘録がわり) たとえば、船を放棄するときは「予備浮力」というのがキーになるそうです。火災がおきて水をじゃぶじゃぶ入れるとだんだん浮力がなくなって、さいごジャボンとしずんでしまうポイントがあるそうです。(過去の例ですが)紀伊半島の沖で中国船が火災おこしたとき、海上自衛隊の船が放水しようとしたとき船長が「ノー」のサインをしたそうです。これによって尾鷲まで曳航して沈没を免れたそうです。ためになりますね~ 救命の実習もやりました。人形つかって人工呼吸です。よく人工呼吸でけが人の胸を押す作業をやりますが、ここでのポイントは「みぞおち」を圧迫してはいけない。剣状突起という骨が突出している箇所があるらしく、ボキッといくそうです。 うーん奥が深い旅客免許 最後に教官が「このなかで旅客船の営業する予定の方いますか?」と聞いたところゼロ。一般免許にくわえて、安全知識もマスターしておこうというモチベーションの高い人たちでした。(自分もふくめて) では! 新規会社設立|税務会計顧問業務|相続税(申告・対策)| 社会福祉法人会計(新会計基準対応)|マンション管理組合| 医療法人会計|学校法人会計|宗教法人会計|NPO法人会計 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月16日 20時46分16秒
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