おとぼけルーキーのめっき2,000,000∞13

春爛漫。隣は何をす人ぞ？

ということで春まっさかり

かついだ金太郎もうっとりするほど桜満開です。

そして俺のポケットにも春がやってきております。

ということで、私のチェリーブロッサムマイハートも第22楽章を

迎えております。

　さて、本日。先日発射致しましたスカッ鍍（すかっと）ミサイルが

寸分狂わず命中す、の報が飛び込んでまいりました。

流れとしてはこうです…

　先日、ある新規のお客様からめっき済みの製品とめっき前の製品が

一緒に送られてきました。添えられていた内容は

「現在、他社様にて量産めっきをしています。

　 しかしいまいち仕上がりに満足がいかない。

　ためしにめっきしてみて欲しい」

と、おおよそこのような感じでございます。

　実際に、他社様でめっきした製品も同梱されていたのですが

よく見るとバフ研磨はそれほどでもない。

しかし、それをうまいことめっきでごまかすというかきれいにめっきしてある。

という感想でした。

　いざ弊社でもトライをさせて頂きましてお送りしましたところ、本日1本の電話が。

「完璧ですね。すぐに量産体制に…」

（記載にあたり若干の希望的観測と脚色を織り交ぜております）

とのこと。

嬉しい。素直に嬉しかった。

他のめっき屋さんに俺らのスカっ鍍（すかっと：もういいってか）ミサイルが

バスコーン命中してしまった瞬間でございました。

思わず電話越しで「マジけ？」とタメ口になってしまいそうな勢いでした。

マジの模様です。

　めっき職人さんが書いていた‘爆撃’の気持ちよさが分かった気がしました。

弊社というか、俺個人的にはすんごく排他的な思想の持ち主ですので

これからもガンガンに行こうと思ったり思わなかったりするのであります。

ちなみにこのたびの合戦での犠牲者はいなかった模様ー。

ここからがスタートラインでしょうか。

今回の製品は直接生命に係るような重要な箇所に使われるものですので

今後いっさい気は抜けません。

とにかく、ガンガンとかどんどんとか、抽象的な表現は控え目に

適当にゆきたいと思います。