前置胎盤から帝王切開になったはなし。帝王切開後は自分のケアも大事に。
妊娠後期に、胎盤の位置が出入り口付近にとても近いことがわかり、最終的には前置胎盤と診断されました。これは、ハイリスク出産に分類され、妊婦さんの0.1%程度にあたるんだとか。初妊娠でとんでもないのを引き当ててしまったわたし。自然に?産む気まんまんだったし、他はどこも悪くないのに予定帝王切開が決定してしまいました。当時は本当に混乱しました。手術予定日の1か月前からリスクを減らすために入院したため、産前休暇はずっと病院にいました。でも、最初から波瀾万丈な妊娠生活ではありませんでした。頭痛なんかには少し悩まされましたが、つわりもなく穏やかな経過で、まさか自分がハイリスクな出産になるなんて夢にも思いませんでした。遺伝でなるわけでもなく、完全に運というか、そうなってしまった、仕方のないことでした。もちろん、わたしのようにハイリスクではなくても、5人に1人が帝王切開になるのがいまのお産の状況です。(理由がなければ帝王切開にはならないので、自分で選択して帝王切開をした人というのは少なくとも日本ではまずいないのではと思います。つまり5人に1人はいきなり帝王切開に向き合うことになった人たちなんです。)結果として、わたしも長男も健康で生活できているのは手術のおかげで、もしも医療のない昔なら2人とも亡くなっていたかもしれません。そこにフォーカスして、前向きに行動できるようになるには人それぞれ時間が必要です。わたしは安全に子供を産むことができてよかったですし、その後すぐにまた帝王切開で女の子を産んでいます。(帝王切開のあとのお産も基本的には帝王切開になります。)妊娠前は、注射が苦手だったわたしもいまでは帝王切開2回を経験し、注射も普通にうけることができるようになり、何に効くかはわかりませんがたくましく成長しました。わたしのように、ある日まるっきり健康でなくなる日が突然くることをどうか知っておいてほしいと思います。それから、帝王切開ならではの苦労もまたあるので、同じ経験をこれからするよという人のためにひとつだけ、自分のために傷ケアをしてほしいと思っているのでこちらをのせておきます。レディケア 16 日本製 傷あとケア 医療用 皮膚保護ゲルシート 一般医療機器 シリコーンゲルシート かぶれにくい 繰り返し使える 切開手術 術後 肌 保護 ドクター 推奨 Lady Care 16 ギネマム【大好評】【ポスト投函 送料無料】ここからはわたしの体験談です。わたしは1回目の帝王切開のとき、シリコンではなくテープのケアを使っていました。しかし、途中からかぶれるようになってきて、テープを貼らなくなり、結果手術あとがところどころ赤いミミズ腫れのようになりました。自分のケアを後回しにしたことを少し反省しました。2回目の帝王切開も1回目と同じ箇所を開いたため、傷痕はリセットされました。これが最後のチャンスかもしれないので、かぶれてしまいがちなテープをやめて、この繰り返し使えるシリコンのシートを使い始めました。テープははがしたらまた新しいものに変えなければいけないので、お風呂のたびに剥がすことがもったいないために貼りっぱなし→かぶれの繰り返しです。このシリコンシートなら、お風呂のたびに傷跡もシリコンも洗って清潔にでき、1ヶ月は使い続けられます。あとは汚れ方や粘着が弱まった頃合いで買い替えです。赤ちゃんのお世話を優先しがちだと思うので、わたしはあえて、ママを優先して良い時もあるよと言っておきます。せめてお風呂の後だけは自分をいたわる時間をちゃんと作って、ケアしてくださいね。わたしの傷跡は、幸い赤く腫れることなく、半分は肌色にうっすら線がはいるくらい目立たないものになってきました。数年すれば、もっとわからなくなるかもしれないくらい。入院中のあれこれや帝王切開間際の様子や、直後についてはまた別の機会に。