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カテゴリ:水、コラム
書類を整理していたら、
昔、切り抜いた新聞投稿記事が出てきた。 清らかな水 心の古里 岡田俊夫 2004年9月1日 先日、錦川鯉さんの「名水賛歌写真展」に行った。広島市中区の会場には写真60点と解説文が展示されていた。 一点一点の写真は、自然に恵まれていることの大切さを訴えていた。特に、今なお湧き出ている水に感謝を覚えた。一方、団地造成などで水質が悪化したところもあった。日本人はいつから平気で水を汚すような鈍い感性になったのかとおもうことがある。 会場には本人もおられ、ある場所で飲んだ水がおいしかったのがきっかけで、名水の場所を多く訪れ、言い伝えなども調べているという。 私も山奥に入り、滝や水が澄んでいる所に立つと、なぜか心も体も安らぐ。また、ある街では用水が張りめぐらされて、風が吹けば水面が動く光景などは実に美しい。水の周りに人が集まり、そこで会話が生まれている。忘れかけている大切な生活の一面がうかがえる。 写真展を見ていて、作家宇野千代さんの「あなたのふるさとはどこですか。ここぞと思うところがふるさとである。花が咲き、風が舞う」という言葉を思い出した。それに加えて、「水がきれいな所」が古里であると思う。そして、自然を大切にする努力が本当の豊かさの方向性であると思えた。 錦川鯉の名水賛歌 http://hc2.seikyou.ne.jp/home/n-koi/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月30日 23時16分47秒
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