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2010/07/19(月)14:16

肯定的意図を聞く・・・ビリーフチェンジ(その2)

ビリーフチェンジ(15)

うつ病の肯定的意図 「力づけ」のoneクリックのご協力、お願いします! 今回、ビリーフチェンジの2回目、「肯定的意図を探る」について紹介します。 「肯定的意図」・・・・ これは、ミルトン・エリクソン(催眠療法)が持っていた前提、考え方だと言われています。 このミルトン・エリクソンは、NLPがモデリングした3人の天才セラピストの中の一人で、特に大きな影響を与えたと言われています。 この「肯定的意図」という考え方は、 「制限となる」ビリーフ、不安や恐れなどの感情の裏側、 その人の潜在意識(無意識)の深い意識、深い無意識の部分(パート)では、 肯定的意図・・・本人にとって良かれという思い・・・を持っている。 従って、「肯定的意図」の発揮 ⇒ 「制限となる」ビリーフ、不安、恐れ という考え方です。 「制限となる」ビリーフ、不安、恐れも その人の潜在意識(無意識)の深い部分が起しているとしたら、 その潜在意識(無意識)も、その人の一部分であるのだから、 本来、自分自身にとって、本質的には否定的であるはずがない。 という考え方です。 「肯定的意図を探る」 人間の行動の裏側には必ず肯定的意図がある。 現象面で否定的に見えることの裏側にも必ず肯定的意図がある。 1、「制限となる」ビリーフを一つ選ぶ。   「制限となる」ビリーフを使っている場面を思い出します。 その場面をイメージしたとき、身体の感じ、パートの部分を探ります。 そのパートの部分に、軽く手を当てます。 2、その「制限となる」ビリーフのパートに尋ねていきます。   その「制限となる」ビリーフによって、何が得られますか?   または、何を教えてくれようとしていますか? ○ 1の内容から離れること ○ 自分の深層部に触れていく 3、2の質問を続け、肯定的意図を発見する。   深層部に存在す肯定的意図の例   ○ 自己承認      ○ 愛情     ○ 健康     ○自己防衛   ○ 成長         ○自由      ○安心      ○ 満足感 4、「力づけ」のビリーフをつくる 「肯定的意図」を満たす「力づけ」のビリーフを作成する。 ○ 肯定的に表現されている。 ○ 行動や振る舞いではなく、ビリーフである。 ○ シンプルで明瞭な表現である。 ○ 結果重視ではなく、プロセス重視である。 ○ 可能性があり、力づけになる。 5、フューチャーペース    未来で、新しい「力づけ」のビリーフを使って、アウトカム(夢や目標)に向かって、進んでいる自分をイメージします。    「力づけ」のビリーフが、十分の力を発揮していればOK。 ここで得た「力づけ」のビリーフを、毎日繰り返し唱えるなどして、 自分の潜在意識(無意識)の中に落とし込むことが大切です。 「力づけ」のoneクリックのご協力、お願いします!

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