2006/02/21(火)06:37
思い出の映像を逆回しする・・・簡潔療法(その3)
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今回は、過去の思い出を修正する方法を紹介します。
先ず、嫌な思い出を一つ思い出してください。
とっても嫌でたまらない、というデキゴトが10点としたら、
ちょっと嫌なデキゴト、3点ぐらいのデキゴトを選びます。
先ず、そのデキゴトを普通に思い返します。
今、そのデキゴトが起こっているように、
映画を見るようなイメージにして見ます。
次に、そのデキゴトの映像を結末から初めへと逆回しします。
映画のフィルムを巻き戻すように、
2~3秒のうちに巻き戻します。
これを何度か巻き戻します。
フィルムを巻き戻した後の印象はどうですか。
大きく変化しましたか。
フィルムの逆回しは、文章を逆から読むようで、意味を変えてしまいます。
あらゆる不愉快なデキゴトの思い出に、このスキルを使ってみてください。
最初は、軽いものから少しづつ始めてみてください。
過去に体験したデキゴトは、特定の順序で起こっています。
特に計画があったわけではなく、たまたまその順序で起こっただけなのです。
しかし、人の理解の多くは、この偶然の順序に基づいています。
順序が一通りしかないので、理解も一通りです。
そして、これが人の理解を決定してしまっているのです。
もしも、デキゴトの順序が入れ替わっていたとしたら、
人の理解の仕方、それに対する反応も変わってきます。
過去の経験は、人の人生の財産です。
この財産が、今後何を生み出すのかは、これを如何に使いこなすかで変わってきます。
一つのやり方しか知らないのでは、
人の可能性を限られたものにしてしまいます。
過去のデキゴトを起こった通りに回想したり、
逆向きに思い返したりするのは、
無数のやり方の中の二つです。
NLPのスキルの多くは、経験の順序を入れ替える方法でもあります。
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