|
カテゴリ:カテゴリ未分類
少年野球を経験したことがない。
僕は、子供の頃外で遊ぶのが大嫌いな子供で当然、運動音痴。スポーツをしても失敗ばかりなので、自分から積極的に仲間に加わるなんて事は全くしなかった。 だから、少年野球でどのような指導がなされているか分からない。でも、少なくとも僕の世代で少年野球を経験している奴らは他の奴と違い、挨拶はしっかりするし、言葉遣いも丁寧で、とても立派だと思っていた。 しかし、今は違うらしい。 昨日行われた、松坂世代と言われる“55年会”による野球教室での子供の態度に松坂投手が不満を口にしたという。 松坂投手によると、この野球教室で子供達は、選手を呼び捨てにし監督、コーチに対してため口で話すなどの行為をしたらしい。 驚いた。文章を書く時には、僕ですら敬意を表して“選手”や“投手”と付けるように心がけているのに、野球を教えて貰う立場の子供達が、ため口で話すとは!昔なら、キツイお灸を据えられるところだろうし、そもそも、そういう口をきかないようにキチンとクラブ内で指導しているはずのが普通のはずなのに、今はやっていないのだろうか・・・? 厳しい指導をしたら、子供達が野球から放れてしまうと、コーチ達も恐る恐る接しているんだろう。なんだか、寂しい感じがする。 高校時代、野球部の奴らはほとんど少年野球上がり、よく、少年野球時代の“あの監督によく殴られた”とか、“よく、怒鳴られた”とか笑いながら話しているものだった。怒られた事って、その時は凄く辛いけれど、それを乗り越えて時間が経てば良い思い出ともなるのである。小さい頃には分からないかもしれないが、大きくなってきつく言われた様々なことが糧にもなるのである。僕は、高校から野球部に入ったので、そういった厳しい面に慣れるのに大分苦労した。今の子供達も、叱ってあげなければきっと高校に入って苦労するのではないだろうか・・・? 松坂投手は、野球教室の終盤、終始、不機嫌だったという。野球の技術を指導するよりも、まず心構えを指導する教室が必要なようだというか、その“教室”は本来は少年達が所属するクラブであったり少年団であって欲しいのだが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.12 22:07:51
コメント(0) | コメントを書く |
|