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カテゴリ:データーから見るセンバツ出場校レビュー
忘れられない試合に長く野球を見ていると必ず出会うはずだ。
僕の場合は、98年の横浜-明徳、03年の東洋大姫路-花咲徳栄の二試合は本当に鮮烈に頭に刻まれている。あなたは、どの試合を頭の中に思い浮かべることが出来るだろうか?去年のセンバツにも野球ファンの頭に焼き付く好勝負があった。 八幡商業-常葉学園菊川の試合である。八幡商業が一点リードして迎えた常葉菊川の攻撃。しかし、簡単にツーアウトと追い込まれてしまう。絶体絶命のピンチ! その絶望的な展開から、連打と四球で満塁にさらに、次の打者が二点タイムリーを放ち試合をひっくり返してしまう。1-3。その時点で、「もう勝負あった」と思った人も多いはず。その予想通り、その裏の八幡商業の攻撃もツーアウトランナー一塁と追い込まれてしまう。しかし、そのあと連打で一点を返す! 流れが、八幡商業に傾いてきた!そして、甲子園は“奇跡”を目撃する・・・。 なんと、次の打者が“セーフティースクイズ”を試み見事に成功させてしまうのだ!決めた選手は塁上でニンマリ。やられたほうは、青ざめていたっけ・・・。 そのあと、リズムを崩し次の打者に四球、そして劇的なサヨナラ安打! あの瞬間はテレビの前で思わず“これこそ高校野球だ!”と一人で興奮して家族に白い目で見られたっけ・・・。 そんな、好ゲームを演出した八幡商業が甲子園に帰ってくる!昨年のセンバツでも活躍した選手が多く残る好チーム。その、“八商”をレビューしていこう! 〈投手〉 以前行った『ポジション別・センバツ大会で注目したい選手。』で僕が投手部門で挙げた、上田投手がエース。これをやった後発覚したことなのだが上田投手は、かなり野球ファンに人気が高く僕のページの常連さん達もかなり注目されているそうだ。 昨年のセンバツでもエースとして登板していた。その時は、てっきり三年生だと思い込んでいたので、『キレのあるスライダーを投げる良い投手だなぁ』程度しか感じていなかったが、二年生と言うことで俄然来年も見てみたい投手だと強く感じていた。 だから、今年、センバツに出場してきてくれて非常に嬉しい! 注目したスライダーはさらに威力を増しさらに、精度も上がったようだ! さらに、速球も最速142キロと球威が上がりますます魅力的な投手に成長したようだ!昨年は制球に甘いところが多々あったがしっかり修正してきた!一冬超えてさらに成長していることを期待しよう! 上田投手に続くのが右横手の中川投手、二年生の成宮投手が控えるが上田投手をサポート出来る程の実力が無いのが不安。 上田投手頼みと言わざる得ない。 〈野手〉 昨年、上田投手と共に注目した選手が八幡商業にいたことを僕はすっかり忘れていた。 昨年は一番打者として、昨年の常葉菊川戦で九回一点を返すタイムリーを放った、三上選手だ。 何故か、注目度は低いが昨年のセンバツで見たバットコントロールは見事だった。 新チームでは三番打者としてチームを引っ張る。センバツで結果を残せば一気に全国区になれる選手である。 三上選手の他には、昨年のセンバツでは代打の切り札的な起用法で大活躍した門出選手、昨年も五番に座っていた長距離砲・木村選手、勝負強い打撃が売りの・水田選手と中軸はしっかりしている。 中軸“は”と言うと他の選手はいけないのか?と思われてしまうが、西浦選手、松本選手の一、二番コンビは“俊足好打”でうるさい。 さらに、九番・上田投手は公式戦で打率五割を記録するなど、打撃センスは高い。 主将の荒金選手を中心とした守備も堅い! チーム力は相当高い。 〈オーダー〉 騒がれていないが、実力派が多い! 一番 ショート 西浦選手 二番 センター 松本選手 三番 サード 三上選手 四番 ファースト 木村選手 五番 ライト 水田選手 六番 レフト 門出選手 七番 キャッチャー 川口選手 八番 セカンド 荒金選手 九番 ピッチャー 上田投手 センバツ大会が終わった時に、果たして何名の選手が注目株値して騒がれているか楽しみで仕方がない! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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