化学の予備校講師 ノーイチ.コム

2006/03/20(月)02:53

模試の受け方

勉強(70)

今日,高2駿台マーク模試がありました。今年受け持っている生徒の多くが受けたと思います。夜,メールで模試のことについて色々報告をもらいました。まずみんながすぐに気にするのは偏差値。「偏差値どうでしょう?」なんて言われてもわかる訳ありません。だって,偏差値は動くものですから。 高2の時から偏差値に振り回されているかと思うと・・・心配です。偏差値はあくまで人との比較。でも今はまだ全範囲を終えていないのだから,できないところもあって当たり前。ですから,自分との戦いなのです。 勉強してきたとことができたかどうか。それを確認するのが模試です。高3になると高卒生も一緒の模試を受けます。そのとき,自分の偏差値が低いのは当たり前ですよね。高卒生が良いのは当然ですから。その関係は11月の模試でも変わらないと思ってください。でも,現役生はそこから伸びます。問題を解けば解くほど伸びるからです。 大事なのは偏差値や合格判定ではなく,どこをどれだけ間違えたか。だから僕が模試の成績でまず見るのが,教科ごとの得点分布のあるところです。そこをみれば今の力がすぐわかりますから,アドバイスもできるのです。 それから模試を受けてすぐに復習すること。これはとても大事です。よく言います。「模試は3回解け!」 1回目は当日,2回目は模試が終わった後すぐ,3回目は返却されてから。特に2回目はとても大事です。模試本番では時間がなかったり,思い出せなかったり,うっかりしたり,といったミスなのか,本当にできないのかが確認できます。 それがわかったら,すぐに弱点克服に入るのです。できない分野を集中的に解くとか。そうやって弱点を一つずつ潰していくのです。 学問に王道なし!まだまだ時間はたっぷりあるので,丁寧に勉強していってください。

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