2008/01/15(火)22:51
活躍する日本の車
大量に生産され、日夜を問わずマスコミから執拗に垂れ流しにされるCMで国民に押し付けられる自動車は、あっという間に旧式化し、市場から姿を消す。
その短すぎる一生は、大量生産・大量消費という形で、決して社会には還元されることのない莫大な利益をトヨタなどの巨大企業にもたらす。
まだ十分使える中古車は、この日本社会では結局、ゴミになるしかない。
しかし、日本ではたとえゴミでも、アジアでは宝なのである。
ここ、ビルマ(ミャンマー)では、誕生から半世紀近くたった車が、まだ現役で走り回っている。
1959年から63年にわたり生産されたトヨタ・初代ダイナ。
故障がちではあるにせよ、まだ元気なその雄姿をビルマの町で見ることができるのは嬉しい。
私たちも、巨大企業に押し付けられた今までの生活のあり方を考え直す時期に来ているのではなかろうか。
この写真は、うめきんさんからお借りしました。