hiryuの写真日刊紙

歴史に対する冷静な検証は、現代に生きる我々としては決して欠かすことの出来ない重要な作業である。
さもなくば、侵略戦争をアジア解放のための戦争と偽った、かっての日本の軍国主義と同様に国の行方を大きく誤ることになるからである。

だからこそ、日々歴史の１ページとして書き加えられつつある現在の日本政治に対する検証も怠ってはならない。

さて、自公反動政権から１歩いや半歩だけ踏み出したかに見える鳩山政権もその内実は第２自民党の範疇を出るものではない。
辺野古の問題を見てもはっきりそれとわかるように、アメリカ帝国主義の意図を先読みしそれに迎合する売国政治に終始し、そこに政治の本来の主人公である日本国民の声を生かそうとする流れは全く存在していない。

また鳩山は、友愛外交・アジア共同体とたびたび口にはするが、アジアの諸国、とくに北の共和国に対する外交に至っては、自公反動政権の戦争政策を踏襲しているにすぎない。
そこにみられるのはアジアの人々に対する蔑視とむき出しの敵意であり、戦前の大東亜共栄圏を焼きなおしたものに過ぎない。

朝鮮高校を高校無償化から除外することは、朝鮮高校生に対する明確な差別であり、日本国憲法だけではなく国連憲章にも違反する恥ずべき行為である。

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