2016/06/26(日)06:56
沖縄県民大会は「インパクトに欠けた」?首相官邸幹部が語る
本日の注目記事
ビジネスジャーナル
6.19県民大会の参加者6万5千人については二つの見方がある。
首相官邸幹部は、こう強弁する。
「思ったよりも参加人数も少なく、インパクトもなかったのではないか。2012年にオスプレイの配備に反対して宜野湾市で開かれた抗議集会は10万人あまりと主催者が発表したが、今回はその数字におよばない。参院選前に露骨に政治問題化しようとして自公の反発を買ったかたちで、革新各党側の戦術ミスに助けられた」
一方で、地元紙の記者の見方は違う。
「気温が32度を超える猛暑となったこともあり、参加人数がやや少なくなったのかもしれませんが、動員力の強い自民党支持の業界団体の力がなくともこれだけの人数が集まったというのは、県民の反基地感情の高まりの証左です。参院選に向けて大きな弾みとなったのは間違いないでしょう」
確かに大会当日の6.19は大変暑い日であった。
私などは、大会の後半は完全にバテ気味で日陰を求めて彷徨ったほどである。
この猛暑が、参加者を限定したことは間違いないだろうし、逆に、ファシスト安倍はその参加者数を見て胸を撫でおろし高笑いしているであろうことは想像に難くない。
しかし、まてよ、一国の首相ともあろうものが、たとえ一地方であるにせよ、差し迫った大きな人権問題に対し県民が抗議の声を挙げているのに無視を決め込んでいいものか。
ファシスト安倍が宗主国であるアメリカ帝国主義に隷従の態度を示すのかそれとも沖縄県民の立場に立ってアメリカに物申すのか、6.19県民大会はそのリトマス試験紙であったのだが、ファシスト安倍は宗主国アメリカ帝国主義へ隷従の道を選んだ。
いずれにしろ、それ等に対する沖縄県民の政治的な答えは7.10参議員選で出されるのだ。
当政治経済研究所の分析によれば、沖縄現地では、島尻安伊子ならぬ島売安伊子とさえ揶揄される輩の惨敗と八卦が出ておるのだが。
にほんブログ村