テーマ:車に関するお話(10557)
カテゴリ:車
居眠り運転の原因の一つとされている、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)という病気を御存知でしょうか?
その自己診断をするための眠気指数テスト(ESS)に問題があり、正常点だった人の86%がSASだったそうです。 睡眠時無呼吸症候群:「疑い」86%見逃し 自己診断基準 国土交通省が作成したリーフレット(PDFファイル)によると、「昼間の眠気指数(ESS)テスト」として、下記8項目について、どんなときにウトウトするかを4段階で評価し、その合計点で判断するようです。
合計10点以上の人は要注意でSASの可能性、15点以上の人は重症の疑いがありますが、たとえ合計9点以下でも、家族から睡眠中の呼吸停止や大きないびきを指摘されたり、日中強い眠気を感じる人はSASの可能性があるそうです。 今回問題とされているのは、9点以下でも86%の人がSASだったことですが、そもそもSASを含む睡眠障害が免許の取り消し・停止理由になっている以上、職を失うと思った職業ドライバーが正直に回答するとは思えませんので、自己診断に頼ること自体が行政の怠慢だと思います。 職業ドライバーにはSASの診断を義務付けるべきではないでしょうか? ちなみにSASの症状として以下のようなものが挙げられています。
特に肥満はSASの原因の一つですし、SASによる睡眠不足は肥満の原因になりますので、悪循環なのでしょうね。 SASは完治可能な病気であり、ちょっと大げさではないかとも思えるCPAP(シーパップ/経鼻持続陽圧呼吸療法)による治療でも、月々5,000円程度で済むらしいので、SASの疑いがある人は診察・治療を受けることをおすすめします。 楽天でも様々な睡眠時無呼吸症候群に関連するグッズや書籍が売られていますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.06 01:38:12
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