テーマ:自動車・交通(1715)
カテゴリ:車
道交法改正で6月から重度の聴覚障害者も車の運転免許を取得できるようになりました。
運転の際には車に黄色い蝶の聴覚障害者マークを貼り、ルームミラーをワイドミラーにする必要があるのですが、全日本ろうあ連盟が警察庁にパブコメを出している通り、どのようなワイドミラーであればよいのかなど、はっきり決まっていないようです。 私も安全のためにルームミラーをワイドミラーにしていますが、標準ミラーよりも少しでも幅広のワイドミラーにするとサンバイザー展開に支障があります。 サンバイザーがワイドミラーに引っかかることで、あわてて事故になるおそれもあるでしょう。 逆光時にサンバイザーが使えないと、座高が低い人や車種によっては運転しずらいため、サングラスをかけるか、逆光でも安全に走行できるように慣れるしかありません。 聴覚障害者マークを貼った車に対し、周囲の車は車間距離を多めに取ったり、全く音が聞こえないことを想定した配慮が必要でしょう。 ちなみに、体が不自由な身障者自身が運転する場合は、四葉マーク(身体障害者標識)を付けますが、差別につながるおそれがあるとして付けなくても罰則はありません(努力義務)。 「クローバーマーク」と呼ばれることもありますが、ハート型の四葉はカタバミですね。 なお、車椅子のマークは、主に駐車場や身障者を乗せるバスなど、身障者が利用できる公共性のある施設に表示するもので、個人所有の車に貼っても意味がありません。 このマークを標示した車は、身障者自身は運転しておらず、家族が身障者を乗せる場合が考えられます。 また、6月からは75歳以上の人は運転の際に高齢者マーク(高齢運転者標識)を付けることが義務化されました(違反すると罰則あり)。 ただし、70歳以上75歳未満の場合は今までと同様に「努力義務」のままで、付けなくても罰は受けません。 医療と同様に後期高齢者は交通でも明確に区別されるようになりましたね。 初心者マーク(初心運転者標識)については、免許取得1年未満で表示の義務がありますが、1年を過ぎて標示しても罰はありません。 上記5つの標識を付けた車も存在し得ると思いますが、違いを正確に理解している人がどれだけいるか疑問ですね。 ※noahnoah研究所のブログにコメントやトラックバックしたい場合は、楽天ブログにログインしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.20 08:45:15
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