テーマ:車に関するお話(10625)
カテゴリ:車
某所にて「タウンエースノアはキャブ車(燃料供給方式がキャブレター式)なので、アクセルを踏んで始動している」という内容の記述を見かけました。 少なくとも「ノア」というペットネームの付く車は、1996年から現在に至るまで、すべてEFI(Electronic Fuel Injection:電子制御の燃料噴射)であり、キャブレター式は存在しません。 取扱説明書にも始動時にアクセルを踏まないように書かれていますし、アクセルを踏んで始動するとエンジンの回転が上がってしまい、空吹かしにより燃費が悪くなるだけでなく、暴走する恐れがあるので危険です。 なお、1996年頃に発売されているタウンエースやライトエースのバン(商用車)には5Kや7Kエンジンを積んだキャブレター車がありますが、バンには「ノア」という名称は付きません。 ワンボックス車のように運転席が前輪の上にある車を「キャブオーバー」車または「フルキャブ」車ともいいますが、ミニバンのように前輪より少し後ろに運転席があるものを「セミキャブ」車と呼ぶこともありますが、たぶん関係ないでしょう。 身体障害者向けの改造が施されているものを「ウェルキャブ」車ともいいますが、こちらも関係ないでしょう。 ちなみに「燃費向上グッズを付けたらアクセルを踏まなくても始動するようになった」というのが主旨でしたが、前提が間違っていると、そのグッズの信憑性も下がりますね。 私は高価な割りに効果が怪しい燃費向上グッズなんかに頼らず、自分の車に関する正しい知識を身に付け、運転方法を見直す方がいいと思います(エコドライブ | チーム・マイナス6%)。 ※このnoahnoah研究所のブログにコメントまたはトラックバックする場合は、楽天ブログへのログインが必要です。この記事にリンクして言及しないトラックバックは許可しません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.22 02:09:59
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