テーマ:車に関するお話(10557)
カテゴリ:車
シートベルトストッパーやベルトクリップという名前で売られている、シートベルトをたるませるためのグッズは、事故の際に危険ですので、おすすめできません。
なぜ人を危険にさらすグッズが堂々と売られているのかわかりませんし、使っている人をシートベルト未着用で指導しない警察もおかしいと思います。 危険性を承知の上で使っている人は、事故の際に怪我をしても、保険を使わないで欲しいですね(自傷行為では保険が降りないはずですが)。 シートベルトに圧迫を感じる人は、シートの調整が不十分で、シートバックと背中に隙間ができることにより、走行中に上体を前後させている場合が多いと思います。 シートをちゃんと調整して、着座位置や姿勢を改善するだけで圧迫を感じなくなり、安全に運転できるだけでなく、腰痛の予防にも効果があると考えられます。 最近の車には衝突時にシートベルトを引き締めるプリテンショナー機能が付いているため、たるませても安全と思い込んでいる人もいますが、引き込む量は最小限ですから、何の当てにもならないはずです。 座高の低い子供の首にベルトが食い込まないようにするシートベルトホルダーやシートベルトヘルパーというものもありますが、装着が面倒な割りに効果がありませんでしたので、シートバックつきのジュニアシートに替えたことがあります。 もともと子供の体格には大人用シートは合いませんから、シートベルトだけ細工しても効果がないということでしょうね。 妊婦の腹部がシートベルトに圧迫されないよう、ちゃんと腰骨にかかるように補助するマタニティシートベルトというものもあります。 腹部への圧迫を恐れるあまり、シートベルトを使わなかったり、たるませたりするよりは良いと思いますね。 ※このnoahnoah研究所のブログにコメントまたはトラックバックする場合は、楽天ブログへのログインが必要です。この記事にリンクして言及しないトラックバックは許可しません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.12 08:03:21
コメント(0) | コメントを書く
[車] カテゴリの最新記事
|