テーマ:食べ物あれこれ(49597)
カテゴリ:食べ物・飲み物
我が家では食材として乾しいたけ(どんこ)をよく使います。 フカヒレなどと同様、日本が世界に誇れる食材ですし、生しいたけより味や歯ごたえがよい上に、戻し汁のダシも使えるだけでなく、戻した後の重量で比較しても安いのがいいですね。 どんこは寒い時期にゆっくり育った肉厚の椎茸で、傘が開ききる前に収穫されるため、少し硬めで味が濃厚です。傘に天白(てんぱく)という白い亀裂が綺麗に入った花どんこが最高級品といわれています。 椎茸などのキノコ類は菌糸の塊みたいなもので、生では菌の臭いがするため、子供のピーマン嫌いなどと同様に本能で拒否される方もいますが、グアニル酸やグルタミン酸など、うま味成分が多いので、菌の臭いが少なく、ダシが取れる乾しいたけは最適だと思います。 もっぱら、大分県産か宮崎県産の原木栽培の乾椎茸どんこを通販で購入しています。 乾燥剤や脱酸素材も同梱されており、一見すると煎餅が入っているように見えますから、子供に間違えて食べられないようにしましょう(笑) 中国産や他県産などの産地偽装対策として、ラベルにはトレーサビリティ確保用のシリアル番号が付けられています(大分乾しいたけトレーサビリティ協議会)。 最近、様々な食材で産地偽装が発覚していますが、とくに同業者への風評被害が甚大にもかかわらず刑罰が甘いですから、そのうち偽装に関わった業者が同業者や消費者などの被害者から暴行を受けたり、殺されるなどの事件に発展するのではないかと危惧しています。 偽装するくらいなら廃業してもらう方が身のためだと思いますね。 ※このnoahnoah研究所のブログにコメントまたはトラックバックする場合は、楽天ブログへのログインが必要です。この記事にリンクして内容について言及していないトラックバックは許可していません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.02 13:13:41
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